【覚悟決めて】
今のお仕事をする以前の私は・・・
結婚する以前は、ハイブランドのアパレル業界の社員としてキラキラした時間を過ごしていました。
ファッション業界、パリコレ、輸入品、モデル、ショールーム、展示会、マック(マッキントッシュ)、広報室、一緒に働く先輩社員のファッションも素敵でしたぁ~。
それはそれは華やかで大好きな職場でした。
結婚後には、
福祉のお仕事にどっぷり、知的障害者の高齢者施設で24時間体制の施設で支援員として働いていました。
高齢者の利用者さんと一緒に過ごした時間も忘れられなものになっています。
それぞれの経験を大切にする施設でした。
一緒に畑仕事をしたり、旅行に出掛けたり、困ったことがあったら相談にものりました。
若い頃のお話を出来る方もいたので良い話も、ご苦労された方のお話もきかされていました。
施設での経験は、今ではなかなかできない事まで係わらせていただきました。
もちろん、看取り、御見送りもさせていただき、ご家族の無い方、ご家族から拒否されてしまう方への手続き等最後までお手伝いをさせていただいたんです。
ご家族の方のご苦労もお聞きしながらの関わりは、私の今に繋がっているのだと思えてなりません。
この経験は、私の宝なんです。
この仕事をしている時に、元主人が亡くなりました。
家族の看取り、こんなかたちで活かせることになるなんて・・・。
以外にも冷静に落ち着いていたんですよ。
まわりが、あたふたしすぎだったかな・・・。
(葬儀の話はまた今度に・・・)
元主人を亡くしてから一年後、今までの経験にチカラをかりて、保育所オーナー兼園長として活動をはじめました。(元主人を亡くした時、妊娠中でした)
私自身が、一瞬寂しさがあって、にぎやかな中で過ごすことが良いと思ったんです。
子どもを預ける場所が今よりもはるかに少なかったんです。
私がママの背中を押してあげたかった。
安心出来る場所を作ろうという思いからはじめた保育所経営。
この時長男1歳になる前でした。
保育所経営は、甘いものではできませんよ。覚悟が必要なんです。沢山の人間模様もありました。ママ達にも私にも保育士の先生たちにも成長出来る場であったはずです。
今私は、この時の覚悟を思い出しました。
グリーフケアでクライアント様の背中を押してあげられる覚悟が私にはあります!
プライベートサロンほほえみ
清水裕子