『ベンチャースピリットを斯きたてられる!

    ナイス経営・マーケティングの本!』


morita


SONYの創設者 盛田氏の仕事を追いながら

SONYとその中での人の成長を描いている。


人間的に素敵なエピソードが多々、

日本の経営としての伝説的な話もあり

戦後復興の鏡であったSONYを情熱的に写し出している。



題からの印象とは違い

盛田氏の人生をおった小説ではなく

ベンチャーであるSONYがどう成長したか?

ベンチャー企業と その中の人の成長を描いている本に感じた。


当時のSONYの経営、マーケティングはどんなものか理解しやすい。


『いいものが売れるとはかぎらない』

盛田氏がテープレコーダーの販売からマーケティングに目覚め

他ブランドでの販売による大量注文を断り

トランジスタラジオでSONYブランドを世界的に確立した。


『トランジスタがTVを変えた』

マイクロTVで斬新な広告を打ったり

ソニーチョコと商標の裁判をしたり


ベンチャー企業なら ぶち当たるであろう壁が

幾つも ナイスに描かれているのでは・・。


実用書としても 起業家 は必読の本ではないだろうか。