7月28日付「しんぶん赤旗」3面”電力不足口実に、財界またー海外移転ーと脅かし、「原発の再稼働」狙う。と題しての記事。
「電力不足だから海外移転」という主張は全く根拠がありません。日本の企業が移転先としているアジアの開発途上国のほうが電力不足は深刻です。日本貿易振興機構(ジェトロ)が海外進出した日系の製造企業に生産面での問題点を聞いたアンケート(2010年度)では、「電力不足・停電」を挙げた企業はベトナムで70.3%、インドで56.8%など、「電力不足・停電」が問題点のトップをしめている。と指摘をしています。根拠のない脅かしで、原発の再稼働を認めることはできません。福島原発の事故は、原発がいかに危険で、高くつき、電源としても不安定かを証明したのではないでしょうか。
日本共産党は「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を」、国民的討論と合意を呼びかけています。原発をこのまま認めてよいのか、将来のエネルギー政策について、ともに考えましょう。
今年、れいめい橋公園の蝉の声が少ないような気がします。
あめのため、レインボウ―ブリジもかすんで見えます。