出演のお知らせから随分時が開いて、もう無事に終わったご報告になってしまいました。。。笑
と、いうことで
Life pathfinder 2019 Tour to the end.
無事に私達らしい最期を迎え、旅立つ事が出来ました。
この旅を共にしてくれた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
ご搭乗頂いたお客様、本当にありがとうございました!!
私個人としては、2010,2011と同じエピソードの同じ役を続投させて頂いておりました。
役名は「迷子」
当時の私は役者としても人としても迷子そのもので、本番で目的地に辿り着けたのかどうかすら怪しいものでした。
そこから8.9年経った今、また同じ役に向き合い、同じ曲に向き合い、なんだか感慨深いモノがありました。
あの時は必死にもがいて出した答えも、今振り返ればなんと青くて若くて恥ずかしいモノだったろうと思うし、この旅でその過去を超える事が出来たという自信はあるけれど、でもやっぱりこの今もやがて過去になってまた超えてゆかねばならないのだろうなとじんわり思うのでした。
その頃から共に試練を乗り越えてきた戦友、春ちゃんの存在も私にとってはとても大きな支えになっていました。
パワーアップした彼女の覚悟ある歌声に、優しさの滲む言葉に、幾度も心が震え、誇りに思いました。
↑↑愛しき戦友小原春香ちゃんと↑↑
ライパスは私が舞台という道を選んだ根源が詰まっているのだと改めて感じたこの旅。
作・演出のマツタカさんは「劇場を出た時にその人の見える景色が変わっていて欲しい。」といつも言っていたし、音楽監督の山下透先生は「誰かの心に生きろ」と言う。
私も実際に劇場から出たら見える景色が変わり、そこに全身全霊を捧げた人たちが心の片隅にずっと生きていて、何かの拍子にひょっこり励ましてくれたり目標をくれたりする。そんな経験をしている1人です。
だから自分も与える側の人間になりたいと思い、ただひたすらにこの道を目指し、終わりのない夢を追い続けてきました。
決して満足した訳ではないけれど、今回のライパスではなんだかそのやりたかった事が少し果たせたんじゃないかっていう自信が持てました。
ほんの少し、だけれど幸せ。
それが何より幸せ。
そしてそれは何を隠そう今回一緒に旅をした愛すべきクルー達がいたからこそ感じることの出来るモノでした。
大好きすぎて、幸せ過ぎて、お別れが寂しくなっちゃって、久しぶりに千秋楽で泣きました。
10代の頃からお世話になっている照明さんの照明はやっぱりサイコーにカッコよく、世界を彩り私達を照らしてくれたし、今回初めてお世話になった音響さんは未熟な私の歌にも魔法をかけてくれました。
仕込みバラしに駆けつけて下さった方も、打ち上げまで仕事し続けてくれていた制作の方にも、この旅を支えて下さった皆様に感謝感謝です!!
そして、いつだってみんなのことを想い、その全てを背負い、勝負してくれた愛に溢れ、愛さずにはいられない我らが主役misonoさん。
チャーミングで真っ直ぐで、その歌はなんともソウルでロックな尊敬と憧れが止まらない河合美智子さん。
2人の大尊敬する先輩とご一緒出来たことも宝物です。お2人の歌声に何度も鳥肌が立ち、涙が溢れました。
あぁまた中々追い付けない背中を追い始めてしまった。
終演後ロビーで見知らぬ方に「あなたの歌が好きです」とちょこちょこお声がけ頂き、とても嬉しかったです。
本当に励みになります。
ありがとうございました💕
私はこの後しばらく舞台のお仕事をお休みさせて頂きます。
少なくとも今年の出演はこのライパスが最後でした。
その区切りとなる作品がこのTou to the end.だったのも、何か意味があるんじゃないかって思っています。
でも決してやめる訳じゃありません。
1人の人間として、女性として豊かな経験を積んで、それを芸の肥やしにして必ずまた舞台に立ちます!!
ので、どうか私を舞台で見つけて下さった方の心の片隅にちょこんとでも生き続けられますように✨
舞台以外でも何か表現できる場を模索したいなぁとも思っているので、なにか自分の可能性を広げる時間にもしたいと思います。
↑↑我が旦那様 村井さんと↑↑
結婚後初の夫婦共演も嬉しかったです💕
やっぱり大きな心の支えでした。
またきっといつか、、、
できたらいいな!!
そして、他にも写真あるからまたライパスブログ書こうと思いまーす!!
今日はここまで!!