女性にとって大切なホルモンバランス。

毎月来る生理がおっくうだったり、面倒だと思っていませんか。

 

そんなおっくうな生理が、とってもありがたくて楽しみに変わるお話です。

そもそも、本当の生理って何でしょうか。

 

人によっては痛みなどの苦痛があったり、量が多かったり少なかったりしますが、

個人差があるからね~。で済まされていませんか?

 

いったいどんな生理が正しいのか、学校で習うこともなければ、

生理の勉強なんで今までにしたことがないので、わからないと思います。

しかし、知っているのと知らないのでは、雲泥の差!

と感じたので、

生理について学んだことをお伝えしていこうと思います。

 

 

今回私が学んだのは、

おまたぢから協会認定 おまたマスターの、

永田智子さんからです。

長崎、熊本、佐賀、福岡を拠点に講演活動をされています。

自身も看護師の経験と脱ステロイドの経験から、薬を使わない治療について学ばれて、

代替療法、自然療法、免疫学などを幅広く学ばれている講師です。

 

講演情報などは、フェイスブックやブログで発信されています。

個人的にもお話してくださるので、興味のある方は是非直接連絡してみてください。

 

>>おまたマスター智子さんブログ

 

 

私自身、とても驚く内容で、

これまで苦痛だった生理が、待ち遠しくなりました。

生理痛がひどくて、毎回動けなくなっていましたので、

薬に頼るのではなく、生活を改善したら良くなるんだ、ということは

闘病中の経験上わかりました。

 

しかし、食事だけではないんだ、

生活習慣そのものを見直す必要があるんだ!

と、とても学びになりました。

 

これから生理を迎える女性、

生理真っ只中で不調がある女性、ない女性、

閉経後の女性にとっても、

女性の生涯の健康を保つうえでとても大切な内容です。

 

 

まず、

女性の身体にとって自然で健康な生理とは、

①3日で終わる

②28日周期

③朝始まり夕方終わる

④スッキリ始まりスッキリ終わる

⑤痛みはない

⑥夜は出ない

⑦サラサラでにおいがなくきれいな血の色

⑧排血はきもちいい

 

ということを習いました。

この中でいくつあてはまるでしょうか。

 

 

本来の生理は、上の8項目のように、

快適だし、とても気持ちがいいものなのです。

 

では、どのような生活を送れば

健康な生理になるのでしょうか。

 

 

生理を学ぶうえで、女性ホルモンの働きは重要です。

・エストロゲンホルモン

・プロゲステロンホルモン

 

この二つのホルモンが生理周期を作っています。

 

エストロゲン(卵胞ホルモン)は、生理後の低温期に放出される女性ホルモンで、

細胞の発達を促進します。

生理後1週間もすれば排卵期を迎え、高温期になります。

 

高温期は、プロゲステロンの出番で、

細胞の発達を抑制します。そして、妊娠を維持できるように子宮内をふかふかに整えてくれます。

 

 

 

環境ホルモンをとり過ぎている人、食生活が乱れている人、生活リズムが乱れている人は、

女性ホルモンのバランスも乱れてしまい、あらゆる不調が訪れます。

 

女性の生理周期は、生体反応ですから、そこに不調があることは本来おかしいことなのです。

痛いのが当たり前ではなく、痛いのには何らかの原因があるので、そこを改善する生活を送る必要があります。

もちろん、不妊にも原因があり、その要因の多くは女性ホルモンバランスの乱れだといいます。

動物で不妊治療が必要なのは人間と動物園の動物だけなので、違いは何なのかと言えば、

不自然な生活習慣ですよね。

 

 

では、具体的にどのような生活を送れば、健康な生理を送ることができるのでしょうか。

 

 

①環境ホルモンをとらない

環境ホルモンは、女性ホルモンのエストロゲンと類似の動きをしてしまいます。

そのため、とり過ぎるとホルモンバランスが崩れ、不妊の原因にもなり、細胞の発達を促進する発がん物質ともなるのです。

 

環境ホルモンとなるのは、プラスチックが要因に挙げられます。

身の回りにあるものと言えば、ペットボトル飲料、お弁当容器、自宅の残り物を入れるタッパー、

ラップ、ストロー、などなどたくさんありますよね。

 

女性ホルモンは、一生涯のうちに、ティースプーン1杯ほどしか放出されません。

それなのに、プラスチックからの環境ホルモンをたくさん取り入れてしまうと、

自分で出せるはずの女性ホルモンが出せなくなり、バランスが崩れます。

小さなうちから環境ホルモンを取り入れているケースが多く、

生理が早く来たり、男性の女性化、精子異常などが指摘されています。

18歳になるまでにできるだけ環境ホルモンを入れないことです。

 

プラスチックは便利で手軽ですが、健康のためにはプラスチック製品を使うことを控えたいところです。プラスチックは40度以上に温まると環境ホルモンを放出しますので、タッパーに炊きたてのご飯を入れたり、弁当容器やレンチンなどは環境ホルモンたっぷりのご飯になっています...

 

対策としては、ブラスチックを選ぶのなら、「BPAフリー」のプラスチックは、環境ホルモンを出さないので、こちらを選ぶようにしましょう。

 

 

 

②夜は早く寝る

子宮は交感神経優位のときに収縮する臓器です。

夜にも生理の経血が出るのは、不自然なことなのです。

夜はリラックスして副交感優位になるのが本来の自然の流れですよね。

 

夜勤などがあれば難しいかもしれませんが、できるだけリラックスできる環境を作ります。

例えば、夜は明かりを間接照明だけにする、夜にPCやスマホを見ない、お風呂にゆっくりつかる、早く寝る。

とても簡単なことからできますので、是非実践してみてください。

 

 

 

③冷えを予防する

痛みの原因は、血流障害。冷えです。

血液の流れが滞ることにより低体温となり、足腰が冷えます。

子宮は毛細血管の集まりですから、足腰で冷えた血液がそのまま子宮に流れてきます。

冷えの予防としては、下半身を温めること。陰性食品の摂取を控えること。筋力をつけること。

睡眠不足やストレスを軽減すること。

等が挙げられます。

食事に関しては、特に、白砂糖や小麦、乳製品は控えましょう。

 

 

④経皮毒を予防する

皮膚から吸収される化学物質を予防しましょう。

身の回りにあるのは、シャンプーやボディーソープ、化粧品や生理用品が挙げられます。

そのため、無添加の石鹸を手作りするようになり、必要時は髪や体も手作り石鹸で洗っています。

>>はるじおんの手作り石鹸

市販の生理用品は、特に要注意です。

市販されている紙ナプキンやタンポン、おむつには、殺菌効果のために漂白剤の使用が義務付けられています。

漂白には、塩素系漂白剤が使用されており、ダイオキシンを発生させます。

 

また、内部には、漂白された高分子吸収剤、ポリマーなどの吸収促進剤、消臭目的のデオドラント材、香料などの化学物質がふんだんに使われています。吸収材である高分子ポリマーは、皮膚障害を引き起こす有害化学物質です。

 

ナプキンは、天然素材のオーガニックナプキンを使いましょう。

おまたマスターもお勧めのナプキンはこちらです。

 

 

 

 

生理は、女性の健康のバロメーターです。

その月の生活が、生理を見ればわかります。

 

そう考えれば、生理は健康の通信簿のような感覚で、

今月はどうだったかな、と楽しみになります。

 

ちょっと体をいたわって、

本来の気持ちの良い生理を体験してみませんか。

 

 

 

生理の話、妊娠出産の話、おっぱいのケアの話など、

もっと奥が深い内容を話されますので、

是非直接おまたマスターから聞いてみてください^^