皆さん、
半夏生(ハンゲショウ)という花を、
ご存知ですか?
国内でも絶滅危惧種として名前が挙げられるほどの貴重な野草です
古来、日本では
夏至から数えて11日間を半夏生と呼び
農作業の目安にしていたそうな…
その時期になると、このハンゲショウは緑の葉の半分だけが白くなってゆき…
白い稲穂のような花を咲かせ、田植えの時期を知らせてくれる貴重な花らしい
なぜこんな所に
(北側裏口横の、物置に挟まれた空間)
急に半夏生が育ちだしたか…は謎です
関西では見たことも聞いたこともなかったのですが、
こちら(横浜)に来てから
どこかの自然公園の沼地?池の周辺に
咲いてたのを見た覚えがあり
それで名前を知りました
群生して咲く姿は
神秘的で
感動したのを覚えています
うちに来てくれたら…
と、思ったかどうかも
忘れた頃
ある日、裏庭で見たこの葉っぱ
……私は野草が好きなので、一度見ると、わずかな芽🌱や葉っぱで🌿どんな花か想像できるようになってきました…
半夏生では…と、観察していると
…そうだったんです
それ以来のお付き合い
今年も7月3日まで続く、
半夏生の期間
楽しませてもらいます✨
北側のジメジメした土と
お隣さんのガレージから滴る水滴と
それを集めた雨水でいっぱいの
大きなポリバケツ…(柵の向こう側ですが)
まさしく、人工の水辺
奇跡的な条件の下
少しずつ数を増やしている、
我が家の野生の半夏生のお話でした
皆さんも
牧野富太郎博士の仰る
「雑草という名の草は無い」という言葉を、大切に…💚
「全ての草には粋な名前がついていて、個性あふれる花が咲く」…by千の鈴
近づいて見れば万華鏡の世界…
が身近にあることをお忘れなく✨
梅雨に入りましたが
美しい紫陽花の季節
皆様にとっても
素敵な毎日でありますように…