今日は朝から小学校に読み聞かせに行きました 

小川未明の「赤いろうそくと人魚」

小学生の頃 初めて読んで 怖かった印象があります。

「赤いろうそくと人魚」は1921年 朝日新聞に5日間連載されたそうです。
戦後、町が滅びるというネガティブな話と否定されたこともあったようですが、
作者の「小川未明」という人は前向きな作家で 
「人間の中にある悪、社会にある悪を打ち絶たない限り、町も人も、そして国も滅びる」ということを、この一見民話風な作品で訴えているようです。

救いようのない話のようですが・・・
人の心ひとつで世界は変わるのかもしれない



小学6年生はシーンとよく聞いていました。