お久しぶりです
前回の投稿から、あっという間に1ヶ月経ってしまいました
その間、我が家の今年最大のイベントである、長男の公立高校受験がありました。
「勉強なんか大嫌い」と、小学生の頃から公言していた長男。
その言葉を聞くたびに、「子育て失敗したなあ、勉強好きに育てられなくてごめん」と反省する母
勉強嫌いな長男は中学受験はせず、公立中に進学したので、高校入試は避けて通ることはできません。
よく「男子は部活を引退してから成績が上がる。」ということを聞くけど、長男が部活を引退後に、勉強に打ち込んでいる姿を想像できず…
少しでも有利になったらと思い、中学2年生になる春休みから塾に通わせたものの、3年生になってから入塾してきた子にどんどん追い抜かれていきました。3年の1学期で部活は引退しましたが、私の予想通り、長男の勉強のエンジンは、なかなかかからず夏休みの塾の宿題も期日までに提出できず、2学期以降は毎週土日も塾に自習にくるよう、塾の先生に誓約書を書かされました。こんな約束をさせられたのは数名だったようです
そんな長男でしたが、2学期から変化が見えてきました。塾の先生との約束を守り、毎週土日も塾に自習に行きました。
夏休み終わりの模試ではD判定(合格可能性40%台)でしたが、それ以降の模試から判定が上がってきました。
冬休み頃から、「勉強が面白くなってきた。」「〇〇高校(公立トップ校)に行きたい。」という言葉が聞かれるようになりました。
1月下旬の私立高校は2校受験しましたが、2校とも入学金・授業料無料の特待生で合格し、すごく自信になったようです。私立高校の結果次第で、どの公立高校を受けるか決めることになっていましたが、中学校からも塾からも〇〇高校受験のゴーサインが出ました
でも、私立高校入試から公立高校入試までの1か月ちょっとが長かった〜
いい条件で私立高校に合格したので、油断しすぎて長男はゆるみまくり
一時封印していたゲームを再開するし、テレビは見放題だし。
私は危機感を覚えて、小言で攻撃しましたが、本人には響かず
せめて万全の体調で受験できるように、食事面でサポートしたり、生活リズムを崩さないように気を配ったりするくらいしか出来ませんでした。
試験の約10日前に公立高校の最終出願倍率が出て、やっとやる気が戻ってきたよう。とりあえず、受験当日までに戻ってきてくれて良かった
直前には「受験が楽しみ早く受験の日にならないかな。だって全く新しい問題を解けるんだよ。」と余裕をかましていた長男でしたが、さすがに緊張したのか、試験1日目の明け方4時頃に目が覚めて眠れなくなったようで、「やばい、目が覚めてから眠れない。」と私の所にやってきました。睡眠に効くツボを押してあげると、そのままそこで一眠りして、本番に臨みました。
1日目、2日目とも「まあまあできた」と言うので、私も喜んでいましたが、翌日の自己採点でケアレスミスをいくつか見つけたようで…「あっ、ミスしてる。」と言う言葉を聞くたびに、私の胃はキリキリ痛む長男も悪い点数を取る夢を見たようで、眠るのが怖いと言っていました
1週間後の合格発表まで本人も私も落ち着かず、私もブログを書く気にもなれず…
合格発表の前日に中学校の卒業式があったけど、翌日の合格発表が気になって…大昔の自分の時も、同じシチュエーションで泣けなかったなあ。今の子供達も同じ気持ちなのか、泣いている子はいませんでした。先生は泣いていましたけど
合格発表の日。不合格だったら、10時から11時の間に中学校から保護者に電話がかかってくることになっていました。自分の高校受験の時もこのシステムだったので、三十数年経っても変わっていないことにびっくり
そして10時から11時までの1時間の長いこと。電話に気づくように消音モードはオフにしていましたが、LINEやメールの通知音が鳴るたびに、ビクッとする私。それを見て笑う長男。どっちが受験生なんだか。
気を紛らわせるために、長男と中学校の教科書、ノート、プリントなどの片付けをしていましたが、全然はかどらない。時計を見るたびに、たったの3分くらいしか経っていないこの日ほど、1時間の間に何度も時計を見上げた日はないと思う
11時まで残り10分。さすがにあと10分で電話かかってこないんじゃ合格したんじゃと思ったら、フライングで涙が溢れてきました。この10分で電話をかけてきたら、先生、恨みますと思いながら。
電話は鳴ることなく11時になったけど、万一連絡忘れもあるかもしれない、この目で確認するまでは安心できない。
受験した高校は11時以降にホームページで受験番号を発表することになっていましたが、11時になってもなかなか発表されず、長男と2人で何度もアクセス。やっと16分に発表され…長男の受験番号を見つけました見間違いじゃないよねと長男と何度も確認。これでやっと、手放しで喜べる〜
合格発表の翌日に合格者集合があり、早速、大量の宿題が出され、早くも「オレ、行く高校間違えたかも…」と言っている長男。宿題を放棄するんじゃないかとヒヤヒヤだったけど、勉強するのが習慣になったのか、計画的に進めてるようです。勉強なんか大嫌いと言っていた子が変わるもんだなと、成長を感じています。
制服の採寸に行ったり、教科書や辞書を買ったり、通学用の電動自転車を買いに行ったり、お札がたくさん飛んでいったけどうれしい悲鳴ですね
長男が合格した高校は、私の母校でもあります。私はこの高校が大好きで、高校時代はすごく楽しくて、タイムマシンがあったら、迷わず高校時代に戻りたいほど(大学受験は御免ですが)。
長男も勉強だけじゃなく(うちの子に限って勉強だけになるはずもないけど)、部活も友情も恋も、めいっぱい青春を楽しんでほしいな