我が家の今年最大のピンチは突然やってきましたえーん(今年に入って、まだ1か月も経っていない時だったけどアセアセ

 

 1月17日 帰宅後から喉の違和感があり。しつこいくらい、うがいをしました。

 1月18日 朝、起きてからの体調は最悪。喉が痛くて、体がだるく、熱が出そうな予感。起床時には36℃台だった熱が、出勤前には37℃台に。これは休みをもらわねば。職場に連絡などしているうちに、あっという間に38℃台に上矢印

 

 インフルエンザ?コロナ?

 何の熱か分からないけど、この時期にかかるのは、非常にまず〜い

 1週間後には長男の私立高校2校の入学試験があるのです。長男にうつしてしまったら、まずい、まずい、まずい。そんなことになったら、「あの時、ママが熱を出したから」って一生言われてしまうガーン

 

 検査は熱が出てから12時間は経ってからが確実だけど、12時間後は夜。今日は検査は受けられないな。とりあえず、家にあった葛根湯を飲み始めました。結果的に、これが良かったのかもしれません。

 (葛根湯は風邪の引き始めにすぐ飲み始めて、じわっと汗が出るまで飲みます。体力がない人や、すでに汗をかいているような人には向きません。葛根湯は初期には風邪のウイルスが増殖するのを抑制し、次いで生体の免疫反応を高めることで抗ウイルス効果があると言われています。)

(参考:感冒の漢方治療 加藤士郎

 

 寒いけど、1階の窓は開け放ち、換気をしました。

 家族と接触しないように、2階の1室に籠城しようと考え、朝まで使っていた寝具を運び込みました。

 38℃台の熱がある中、コップや割り箸、ティッシュ、ウエットティッシュ、アルコール消毒液、ゴミ袋やペットボトルの水、スマホ、iPad、充電器、タオル、最低限の着替えなど、身の回りの物をせっせと部屋に運び込みました。

 今朝まで使っていた、1階の洗面所やトイレをアルコールを使って掃除しました。家族には1階の洗面所、トイレを使ってもらい、2階のトイレ、小さな手洗い場は私専用にしました。私が触った可能性があるドアノブや電気のスイッチなどもアルコールで消毒しました。

 

 今夜も長男の塾があるから、学校から帰ってきてから自分で食べられるように、ホットクックでカレーを予約調理しておきました。ホットクックや、冷蔵庫や、水道の蛇口や、キッチンで私が触ったものは除菌ウエットティッシュで拭いてから、2階の部屋へ。やっと寝られるふとん1

 

 長男の受験のストレスからか、2日前から胃が痛くて、そのせいもあってか、私としたことが食欲は全くなく、この日はお茶漬けとうどんを少ししか食べられませんでした。2階にこもってからは、家事や家族のことは、早めに帰宅してくれた夫に任せ、ひたすら眠りましたzzz

 

1月19日 葛根湯のおかげか、明け方に汗をかき、起床時には熱も37℃台前半、9時過ぎには36℃台前半に下がっていました。こんなにすぐ熱が下がるってことは、ただの風邪かな?検査は受けなくてもいいかな、とも思ったけど、万が一インフルエンザだったら、長男は予防投与をしておいた方がいいかもしれないと思い直し、受験生にインフルエンザの予防投与をしてくれる、いつも子供達がお世話になっている近くの耳鼻科を受診しました。(自分の職場では家族への予防投与はしてくれないため。)

 

 耳鼻科の駐車場に停めた車の中で検査をされ、長男が私立高校受験を控えているので、インフルエンザだったら予防の薬が欲しいと伝えて、待ちました。すると、すぐに院長先生が駐車場に出てきて、

「お母さん、コロナだよ。インフルエンザはまだ結果が出てないけど…受験生がいるんだったら、接触しないようにするしかないよね。」

と、同情するようにおっしゃいましたえーん

 どうやら、15分の検査時間が経つ前に、すぐコロナ陽性が出たらしいガーンコロナかあ…インフルエンザなら抗インフルエンザ薬の予防投与ができるけど、コロナは出来ないもんな。長男の受験のことを考えて、しばらく頭が真っ白になったけど、うつさないように隔離を頑張るしかないよね。(15分経過し、インフルエンザは陰性でした。)

 

 子供達が学校から帰宅後に、コロナだったことを告げると、

長男「えー、よりによって、この時期に。なんでだよムカムカ

そうだよね、気をつけてたんだけどね。ごめんね、長男えーんうつさないように頑張るから。

次男「ママは病院の人だから(病院で働いてる人の意味)、仕方ないでしょ。」

って、かばってくれた。ありがとう、次男おねがい

 

 長男の受験を控えていたので、今年に入ってからは、外食も一切していないし、人混みにも出かけていないし、どこで感染したのかは分かりません。仕事中が一番濃厚かな。

 

 官公庁にある、職員用の診療所に仕事に行くことがあるんですが、そこを受診する人の中で、咳や鼻水などの風邪症状があるのに、マスクをつけていない人が結構いるんです。風邪症状がある男性の半分くらいがマスクをつけていません。聴診とかしている時に、至近距離でゴホゴホと咳を浴びせられることもあります。今はコロナ禍と違って、風邪症状がある人を診察する時も、マスクのみで対応するので、私も生身の人間だから、そんなことされると、うつっちゃうよね。ここの公務員のおじさん達にうつされたのが、一番可能性が高いと思っています。

 情報が入ってこない高齢者や、認知症があるような人ならともかく、官公庁で現役で働いている人達ですよ。せめて風邪症状がある時くらいは、私だけではなく同僚とか周りにうつさないように、マスクをつけるのがエチケットではないかと思うんだけど、今や私の方がおかしいのかな??風邪症状があるのにマスクをつけないで受診する人が来るたびに、モヤっとしてしまう私。以上、愚痴でしたアセアセ

(さすがに病院を受診する人は、今でもちゃんとマスクを着けてますニコニコ

 

 19日に熱が下がってからは、また熱が上がることもなく、食欲も出てきて、元気だったけど、感染力が高い5日間が経過するまでは、2階に籠城して過ごしました。1年9ヶ月前にもコロナにかかったけど、その時よりも症状(発熱、咳、痰、鼻水、倦怠感、筋肉痛)は軽かったですニコニコ後遺症も全然ありません。

 食事は朝と夜は、主人が準備してくれたものを、紙皿に入れて運んでもらい、2階の部屋で食べ、昼は家族が仕事や学校に行っている間に、うどんなどをささっと作って、2階で食べました。私が使った紙皿やティッシュなどは部屋から出さず、二重にビニール袋に入れて、ゴミ出しの日に、部屋から直接ごみ収集場所まで持っていきました。

 

 隔離生活のかいあって、家族にうつすことはなく、長男は無事に私立高校を受験できましたキラキラ試験当日に、元気に長男を送り出せた時は、本当にホッとして力が抜けましたよチュー

 そして、2校とも無事に合格をいただけましたお願いこれで、高校生になれることは確定しました爆  笑よかった〜スター

 

 「勉強なんか大嫌い!!」を公言している長男ですが、長男なりに今までで一番勉強しています。そんな長男の姿を見ているからか、今回は夫もすごく協力してくれて、このピンチを切り抜けることができました拍手

 

 家庭内感染を防ぐために、私がしたことを書いておきます。神経質すぎるかなとも思いますが、今回は家族にうつさないために、必死でしたタラー誰かの役に立つかな!?

 

*部屋の換気を徹底した。(家族が日中いない時は、1階の窓は常に少しずつ開けていました。)

*家族と接触しないように、過ごす部屋を分けた。

*トイレや洗面所も分けた。(「コロナ患者の排泄物からもウイルスは検出されるが、尿や便を介して感染が起こった例の報告はない」とされていますが、念のため分けました。歯磨きも飛沫が飛びそうなので隔離部屋でして、うがいだけ2階の手洗い場でしました。)

*使ったティッシュなどは、二重にした袋に入れて、隔離部屋に溜めておいて、ゴミの日に収集場所まで直接持っていった。

*食事は紙皿と割り箸を使って、使用した後は二重にした袋に入れて、隔離部屋に溜めておいて、ゴミの日に収集場所まで直接持っていった。(コロナ患者が使用した食器は食器用洗剤で洗って乾燥させれば大丈夫、感染していない人の食器と一緒に洗っても大丈夫と言われていますが、使用した食器を洗い場まで持って行くまでの感染リスクには注意が必要となっていて、使用した食器はポリ袋に入れて運び、その食器を回収したり運んだりする人は手袋とサージカルマスクを着用することとなっています。一般家庭でそこまでするのは大変なので、使い捨て食器を使いました。)

*お風呂は家族が寝静まってから、一番最後に入った。

*トイレやお風呂など、隔離部屋から出る時は、周囲に飛沫を飛ばさないようにマスクを着けた。

(参考:医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第5版)

 

新型コロナウイルスと漢方薬について補足:東北大学が、葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏を併用することで、発熱が早期に緩和され、呼吸不全への悪化が抑制傾向にあったことを報告しています。

(参考:新型コロナウイルス感染症の急性期症状に漢方薬 漢方薬投与による発熱緩和、重症化抑制を確認

小柴胡湯加桔梗石膏を常備している家庭はなかなかないとは思いますがアセアセ参考までに。

 

 IgA腎症がある私ですが、今回のコロナ感染後に肉眼的血尿はなかったです。次回の腎臓内科受診は半年後なので、そのうち検尿だけでも自分の職場でしてみようかな。