前回からの続きです。また長いです
7月6日(木)
夫は熱が下がり(発症2日目)、長男も37℃台になりましたが、次男だけ再び39℃台になり、元気がなくなってきました。解熱剤のカロナールを飲ませ、一時的に37℃台に下がっても、カロナールの効果が切れると再び熱上昇。熱が出てから6日目ですが、まだ下がる気配がありません食欲もありません。
7月7日(金)
長男の熱も下がりました(発症3日目)。
次男は夜中に大量に発汗し、やっと熱が下がりました(発症6日目)。でも熱が下がっても起きる元気がないし、5日頃から時々、胸が痛いと言って、しくしく泣いていました。咳がひどかったので、そのせいかなとも思いましたが、心筋炎や心膜炎も頭をよぎり…(コロナで一躍有名になった心筋炎ですが、いろいろなウイルス感染で起こる可能性があります。)
結局、大きな病院の小児科で診てもらうことになりました。子供は肺炎でも胸痛を訴えたりすることがあるらしいので、胸のレントゲンを撮ったり、心臓のチェックのため心電図をとったりしました。この数日、食事はあまり摂れていませんでしたが、水分は少しずつは摂れていて、濃い色のおしっこは出ていましたが(おしっこの量や色も脱水になっているかどうかの目安になります)、採血のついでに点滴もしてもらいました。
点滴は2時間半かかりましたが、その間に次男はみるみる元気になってきて、帰る頃には笑顔が見られ、「することがなくて退屈だ〜」と文句を言う余裕も出てきました。検査の結果は肺炎や心筋炎・心膜炎の所見はなく、大丈夫でした。下手に知識があると、最悪のことを考えてしまうのでダメですね特に子供のことになると、症状をちゃんと伝えられなかったりするので、なおさら心配になってしまいます
家に帰ると、留守番していた夫と長男が次男を見て「別人みたいに元気になってる!」とびっくりしていました。脱水にならないように水分は摂らせていたつもりでしたが、やっぱり脱水気味になっていたのだと思います。
7月8日(土)、7月9日(日)
長男はすっかり元気になりました。
普段はお昼寝しない次男ですが、2日ともお昼寝しました。いつもは食欲旺盛な次男ですが、まだ食欲が戻りません。一応、10日から登校していいことになっていますが、登校できるかな…
7月10日(月)、7月11日(火)
3人とも出勤・登校禁止期間は9日まででした。10日はそれぞれ出勤、登校しましたが、次男は体力がかなり落ちていて心配でした2日間とも私と夫、交代で早めに次男を迎えに行きましたが、帰ってきてから元気な時にはしないお昼寝をしました。食欲もまだ戻っていなくて、給食も残したとのこと。本当ならちゃんと回復するまで家でゆっくりさせたい気持ちがありますが、仕事も長くは休めないし、病児保育もなかなか予約が取れないし
11日夜、やっとお昼寝から起きたと思ったら、次男は昼間に食べた物を全部嘔吐してしまいました。吐いたらスッキリしたのか、その後小さなおにぎりを食べたり、水分を摂ったりできました。
7月12日(水)
今朝も次男を学校に登校させるつもりで準備していましたが、朝ご飯が少ししか食べられず、気分が悪いと言って、顔面蒼白に…その後、また食べた物を全部、吐いてしまいました。登校は無理と判断して、また急遽休みをもらって、小児科に連れて行きました。解熱して5日も経っているのに、なかなか元気になりきらない次男。脱水がないか見るために検尿と、嘔吐するのでお腹のレントゲンを撮りました。インフルエンザのせいで、胃腸が荒れ、消化管が腫れて嘔吐しているとのこと。うんちは9日、11日に出ましたが、腸が腫れているので、まだ溜まっているということで浣腸されました。検尿では脱水がなかったので、整腸剤を出されて様子を見ることになりました。
今回のインフルエンザで、次男は3Kgも体重が減ってしまいました
7月13日(木)
夫が午前中だけ出勤、私が午後だけ出勤で交代して、自宅で次男の様子を見ました。食欲は少し出てきましたが、お昼寝はまだしていました。
7月14日(金)
吐き気がすると言って、次男はまた登校できませんでした。でも自力でうんちが出て、それから少し朝ご飯が食べられました。
昼はお好み焼きが食べたいと言う次男。今まで食欲がなくておかゆやスープなどを少ししか食べていなかったのに、いきなりそんなコッテリ系を食べて大丈夫かと思いましたが、今は何でも少しでも食べてくれればという思いで、希望通りお好み焼きを準備しました。ところがびっくり
完食して、その後も嘔吐はありませんでした。
この日は夜ご飯もだいぶ食べられました。
この日まではお昼寝もしていました。たくさん寝て、体力を回復させているだと思います。
7月15日(土)
中3の長男の高校の体験入学に私も同行しないといけなかったため、次男は学童保育に預けました。久しぶりでしたが、持って行ったお弁当を完食していました。学童保育を休んでいた分のおやつをたんまりもらえて、次男はご満悦でしたこの日から、お昼寝は必要なくなりました。
まだ長男が小さかった頃に読んだ本(題名は忘れました)に、『子供は発熱していた期間と同じ日数、解熱後も療養が必要』ということが書かれていましたが、今回の次男がまさにそうでした。
次男はインフルエンザが全快するまで2週間もかかってしまいました今は食欲も戻ってきて、減った体重も少しずつ戻ってきています。
抗インフルエンザ薬は発熱期間を1、2日短縮する程度と言われていますが、抗インフルエンザ薬を処方された2人はさっさと良くなったので(免疫力の差もあるのかもしれませんが)、やっぱり効果があるんだなと思いました。
次回はIgA腎症のことも少し出てきますので、もう少しお付き合いください