2022年6月15日(水)
緊張のせいか、昨夜は眠れませんでした。
朝の血圧は上が120台で、やっぱりいつもより高め。
6時40分に最後の水を飲みましたが、口の中を潤す程度にしました。
腎生検入院の時は尿道カテーテルで痛い目をみましたが(その時のエピソードはこちら)、今回は尿道カテーテルは入れないとのこと。てっきり麻酔がかかってから、手術室で入れられると思っていたのですが…
手術が終了して帰室後3時間経過するまでは、ベッド上で安静にしていないといけないとのこと。その間、トイレに行きたくなったら、ベッド上でしないといけないらしい。点滴もするし、手術中にもらしちゃったらどうしよう…心配になる私でした
夫は8時に来院するように言われていました。子供達を学校に送り出してから家を出るので、間に合うかなと思っていましたが、8時前には病院に着いたようです。子供達も今日はパッと起きて、さっさとご飯を食べて登校したらしい。えらい、えらいいつもそうしてくれたら助かるのに…
手術着に着替え、下肢静脈血栓症予防のための弾性ストッキングをはき、最後のトイレをすませました。緊張しすぎて、お腹が痛い気がする…
予定通り8時30分に、付き添いの看護師さんと一緒に病室を出発しました。途中、夫が待機している食堂を通り、「行ってきます。」と言った時には、泣きそうでした。
8時40分に手術室に到着。1例目の手術だったので、手術室入口に手術室のスタッフがいっぱい並んでお迎えしてくれて、びっくり
耳鼻科主治医のT先生もいて、
Dr.T「眠れましたか?」
私「緊張して、あまり眠れませんでした。」
Dr.T「ですよね。」
と実のない会話を交わし、先生は手洗い場、私は手術室に
手術室に入り、名前を確認され、手術台に横になりました。心電図や血圧計、パルスオキシメーターなどをつけたり、左手に点滴されたりしました。
途中、「ふわふわします」という薬を注射され(何の薬)、ふわふわはしなかったけど、ちょっと気分が悪くなりました。
麻酔科の先生から「眠くなる注射をする時は言いますね。」と言われていたけど、そんなこと言われたっけ
いつの間にか意識がなくなっていました。
「〇〇さん、わかりますか?」という声で、目が覚めました。まだ人工呼吸器につなぐ気管チューブは入ったままでした。呼吸に問題がないのを確認され、チューブを抜かれました。
手術室の時計を確認すると10時18分。けっこう早く終わったな。おもらしはしていない。よかった〜。(まず確認するのはそこ)
10時30分にベッドのまま、病室に帰ってきました。なぜか汗びっしょり。病室に帰る途中で食堂の前を通った時、夫の顔が見えたけど、何もしゃべれませんでした。
そのまま3時間、安静に寝ていなければなりません。なんか耳が痛いです。眠れず、ぼーっとして過ごしました。
13時30分になり、安静が解除されました。トイレに行ったら点滴色(多分、止血剤の色)の尿がたくさん出ました。5時間がまんできてよかった〜(おしっこネタが多くて、すみません)
手術後、病室に帰ってきてから、ねばねばした痰(時々、血液混じり)と、つばがたくさん出ました。飲み込むと痛いので、全部ティッシュで拭き取って出します。痛くてペッと吐き出せないので、ティッシュで口や舌をぬぐう感じでした。
17時ごろからは痰に血液は混じらなくなりましたが、夕食後にまた少し血液が混じりました。
夕食前にT先生の診察がありました。のどの診察と、ティッシュをチェックされました(多分、出血量を見るため)。
「順調ですね。このくらいの出血量は問題ありません。手術中の癒着は少なかったです。手術中、出血量は少なかったけど、出血しやすい所に5、6か所、糸をかけています。抜糸はしません。自然にとれるはずだけど、退院後の外来で残っていたら取るかも。」
と言われました。
耳の奥が痛いことを伝えると、耳の近くの手術をしたためだと思うとのこと。
手術が終わった時点で、夫はT先生から取った扁桃を見せてもらったらしいです。写真を撮らせてもらえたみたいで、シャーレに入った扁桃の写真を送ってきました。赤い梅干しのような物体が2つ。写真では大きさが分からなかったけど、うずらの卵より少し小さいくらいだったそう。うずらの卵がのどに2つあったと思うと、大きく感じます。
帰室後6時間の16時30分から、15分かけて痛み止めの注射(アセリオ)をされました。続けて感染症予防のために、抗生剤の点滴をされ、手術中からしていた点滴が終わった時点で、点滴ルートはロックされました。アセリオ注射中は、のどや耳の痛みが軽くなりました。
この日の夕食から食事再開でした。メニューは重湯200gと野菜スープ(具なし)、コーヒー牛乳くず湯、ぶどうジュースと全て液体系。飲み込む時に痛いけど、8割は摂取できました。ぶどうジュースはちょっとしみました。
夕方と寝る前の検温では37.2℃で、微熱がありました。
この日は痰とつばに溺れそうで、なかなか眠れませんでした。眠ろうとすると、痰やつばが溜まってきて、はっと目が覚める感じでした。頭を上げて、横を向いたら少しましになり、うとうとしました。
一晩でティッシュを一箱使ったので、これから口蓋扁桃摘出術を受ける方は、ティッシュは多めに持っていった方がいいですよ〜