皆さま、お久しぶりです
2月は逃げるとは本当ですね。あっという間に3月。そして前回の投稿から1か月以上経ってしまいました
今更感もありますが、1月下旬に腎臓内科の定期受診をしましたので、ご報告です。
IgA腎症 今までの経過
2019年1月 人間ドックで尿潜血(3+)、尿蛋白(+)指摘
その後、徐々にクレアチニン上昇
2022年3月 腎生検で指定難病のIgA腎症と診断
2022年6月 口蓋扁桃摘出術
2022年9月〜ステロイドパルス療法3クール
2022年10月〜プレドニン30mg隔日内服
以後、2ヶ月毎に5mgずつ減量
2023年9月 プレドニン内服終了
主治医より寛解とのお言葉をいただきました
現在、薬は何も飲んでいません。
2025年1月28日(火)
6か月ぶりの腎臓内科の定期受診日でした。プレドニン内服が終了し、1年4か月経ちました。今回は1月初めに溶連菌感染症にかかったので、腎臓に影響がないか心配しつつの受診でした。
いつも通り受付をして、採血・検尿の受付をしました。前回から採血・検尿の受付システムが変わっていましたが、前回は採血まで1時間以上待ったので、どこが改善されたか分からなかったのですが、今回は受付してから15分後には採血が終わりました。早い
採血待ちの間に、自動血圧計で血圧を測り腎臓内科受付に伝えました。113/83でした。
婦人科の定期受診もあったので、腎臓内科の検査結果が出るまでの間に、婦人科受診を済ませました。子宮腺筋症のために大きかった子宮が、閉経したから小さくなって来ているとのこと。2人の子供を育んでくれて、立派にお役目は果たしてくれたもんね。ありがとう
婦人科は、念のため腎臓内科に来る時に診察しましょうとのことで、次回も腎臓内科に合わせて受診することになりました。
今回は婦人科受診までの待ち時間が長かったので、婦人科診察室に呼ばれた時には、腎臓内科の採血・検尿結果が出ていて、婦人科主治医が結果を印刷してくれました。
腎臓内科の診察待ちの間に、結果をゆっくり見ることができました
病院に到着してから2時間半後くらいに診察に呼ばれました。
診察室に入ると、検査結果が印刷され、机の上に置いてありました。すでに検査結果は知っているので、前回のように前のめりになることはなく、落ち着いて診察を受けることができました
検査結果 現在→過去になっています。
検査結果について詳しくはこちら
主治医のI先生、
「尿潜血は(+)だけど、尿沈渣で赤血球が1個未満だし、尿蛋白も少ないですね。でもクレアチニンがいつも高めなんですよね。」
と言いながら、何やら電子カルテを操作していらっしゃる。出てきたのは腎生検の結果。
「16個の糸球体が取れて、全硬化が3個。2割の糸球体がやられてる。(正常の)eGFRが80として、2割引いたらeGFR 55くらいなのかもなあ。クレアチニン0.85でいつも少し高いのはしょうがないのかもな…」
後半は独り言っぽかったけど、聞き逃しませんでしたよ
こんな話は初耳だけど、腎臓内科の先生って、腎生検の結果からこんな風に考えるんですね前回改善したクレアチニンが元に戻っていましたが、こうして数字を出されると、検査結果に妙に納得してしまう自分がいました。
一応、年始に溶連菌に感染したことを伝えてみました。
「今日の採血・検尿の結果では腎機能に影響はしていないけど、念のためASOや補体を調べてみましょう。」
ASOというのは、抗ストレプトリジンO抗体という、溶連菌が産生する毒素に対する抗体です。溶連菌感染後1週間ごろから上昇し始め、3〜5週目でピークとなり、その後低下し2〜3ヶ月で感染前のレベルに戻ります。
補体というのは、細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入してきた時にできた抗体を補助するタンパク質で、感染症以外にも、関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)、その他の自己免疫性疾患にも関与していると言われています。溶連菌感染後急性糸球体腎炎でも血中補体が低下します。
私の場合、今ASOや補体が異常値でも治療方針が変わるわけではないので、必須の検査ではないですが、溶連菌に感染したらどのくらいの値になるか興味があって検査してもらうことにしました(I先生も興味があるんだと思われる)。
「それと上咽頭擦過療法(EAT)でしたっけ?近くで出来る病院を探してみましたよ。〇〇耳鼻科と××耳鼻科で出来るみたいですよ。まあ、今のところ、病状は落ち着いているので受けなくてもいいと思いますよ。」
半年前の受診の時にちょっと聞いてみたEATのことを覚えていてくださって、受けられる病院を調べてくださっていました。結果は私が調べたことと変わりはなかったけど、忙しいのにちゃんと調べてくださるなんて、I先生、いい人かも
今日は外来診療に余裕があるのか、それからプライベートな話に。
「この前、〇〇(私の弟)に子供の塾の前でばったり会いましたよ。」
実はI先生と私の弟は同期なんです。そこからI先生のお子様が中学受験するために塾に通っていて、夜の送迎が大変でお酒が飲めないことや、住んでいる地域のお受験事情などの話になりました。お受験する小学6年生は週4日、夜10時まで塾があるそう
今は地元の公立中学校が荒れているらしいので、私も小学生の次男の中学受験をどうするか悩んでます次男は「勉強なんか大嫌い!友達と一緒の中学校に行く!」って言っているので、まだお受験対策は何もしていませんが…
腎臓内科受診して、思いがけずお受験情報までゲットできてお得な1日でした(なんだ、このまとめ
)
前回クレアチニンが改善していたので気が緩んで、食事面で適当になった所があったので(元々適当だけど、さらに)、見直そうと思います