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やっとツボ押し実践編です
今回は風邪をひいて、のどが痛い時に効くツボを紹介します。
出番が多くて、効果を感じやすいのではないかと思って、第1回目はこれを選びました。
のどの左右どちらが痛いかを感じて、のどの痛みと同じ側の、親指の爪の生え際の角の斜め45度下くらいを30回押します。
私は、「のどの左右どちらが痛い?」と聞かれて、それまで、のどの左右って意識したことがなくて、のどに左右なんかあると思ってしまいましたが
よーく、よーく感じてみると、左より右側の方が痛いかもと分かるようになってきました。
このツボは肺経という経絡の井穴(せいけつ)、少商(しょうしょう)というツボです。
井穴というのは、手足の爪の生え際にあるツボで、気が湧き出る所だそうです。
親指の爪の生え際の角から斜め45度くらい下(2mmくらい下)で一番痛いところ
人差し指側でない方(親指側)
(写真は『子どものツボ押しマッサージ(鵜沼宏樹 監修)』からお借りしました。)
のどの痛みと同じ側の少商を、30回、ピッ、ピッ、ピッとリズミカルに押します。(試しに30回押すのにどのくらいの時間がかかるか測ってみたら、15秒くらいでした。1秒間に押して緩めるのを2回する感じです。時間的な決まりはないので、もっとゆっくりでもいいと思います。)
押す強さは少し痛みを感じるくらい。
のどの左右どちらも痛い時には、より痛みを感じる側を押します。
朝、なんかのどが痛いなあと思いながら出勤し、仕事の合間に思い出した時にこのツボを押していると、午前中のうちにいつの間にか、のどの痛みがなくなっていることが多いです。
家にいる時は鍉鍼(ていしん)で押すこともありますが、仕事中には鍉鍼を持っていないので、自分の指の腹で押しています。私は反対側の親指と人差し指で押す方の親指を挟んで固定して、反対側の親指の腹で押すと押しやすいです。(これも決まりはないので、ご自分の押しやすい方法でいいと思います。)
こんな感じ
手のモデルは長男。昔はかわいい手だったのに、いつの間にかゴツくなりました
夫や子供がのどが痛いと言う時も、このツボを押してあげます。痛がりますけど、それは効いている証拠です(小さな子供は鍉鍼じゃなく、親の指で押してあげた方が痛くないと思います。)
のどが痛い時に試してみてくださいね