7月になりました。
旦那が旅立ってから 早くも半年が過ぎました。


2月の終わりに 受講し始めた 介護職初任者研修。
なんとか無事に合格でき 修了証が届きました爆笑



旦那の闘病中に 痰の吸引と介護について知りたくて集めた初任者研修の資料でしたが、拘束時間が長かったので諦めざるを得ませんでした。



旦那の闘病中に 出会った方々の仕事を目の当たりにして介護に 興味が湧きました。


それまでは、求人を見ても介護職だけは嫌だ と避けていましたから その変化に私自身が1番驚いています。


私の受講したクラスは、19歳〜50代の男女で既にデイサービスや介護施設等で働いている人、無職の人  様々でした。


初めての授業は、
「初任者研修を受けよう思った理由も含めた自己紹介」からでした。



皆 理由はそれぞれで、話を聞いて共感して涙する事もありました。


旦那が亡くなって、ふた月足らずの頃
旦那が教えてくれた介護への道。



自分の番になり、泣かずに話そうと思いましたが、涙が溢れ出し支離滅裂で何を話したのかよく覚えていません。


授業中は旦那の症状とオーバーラップする点が多く よく泣きました。(笑)




ある時の宿題
右半身麻痺と仮定して、右半身を使わずにトイレで用をたす。



左手でズボンを下ろし 左手だけでズボンを履いてトイレを出るまでの一連の流れ。
それがどれだけ大変な事か…

当たり前にできた事が出来なくなる不自由さ。


旦那も右麻痺でした。
大変な中でも、自分でやりたいという気持ちの強さと、私へ負担をかけたくないと思っていてくれたんだろうなと改めて思いました。



授業が進むにつれ、介護の深さを知り また、現場で働く人の生の声を聞き介護への思いも少しずつ変化しました。


車椅子で街を移動したり、麻痺状態での服の脱着、アイマスクをしての食事介助、実際にオムツをはめてのオムツ交換(もちろんズボンの上からですけどね)etc…

どれも初体験で、衝撃的な事ばかりでした。



この知識があれば、もっと楽に移動や移乗ができ 優しく言葉がけができてたかと思うと反省ばかりです。

介護される側の体験をして 今更ですが、旦那の気持ちが 少しわかった気がします。

介護に関して勉強できて 本当に良かったです。



これから 介護職をスタートしますが 、不安だらけで 正直怖いです。
この歳で どれだけ続けられるか、体力がもつか 自信はありませんが、頑張ろうと思いますおねがい