昨日は節分でしたね。

私は、「薬膳に親しむ~五色恵方巻編~」に参加し、

自分の体調に合わせた具材を選んで、恵方巻を作りました。




勿論、家族の分も作りましたよ。

娘は自分で作りたい!とリクエストがあったので、材料を別で頂いて帰り、娘は自分で巻き巻きするのを楽しんでいました。

そして、南南東を向いて、自分の決意や願い事をしながら黙々としっかり噛んで美味しく食しました♪

これで、立春を迎えた今日から、心新たに気持ちよく一年のスタートがきれそうです。



みなさんの心からの笑顔と生きる勇気をサポートする

センタリングカラーコンサルタント&心理セラピストのさとうみさ子です。



先日、子育てに関してご相談がありました。



今、幼稚園の年長さんのお子さんがいらっしゃるお母さまからでした。



とても元気で、活発な男の子のお子さんのようですが、年末あたりから少しばかり言葉遣いが荒くなったり、口答えが増え、親がいうことをきいてくれないことが増えて困っているとのことでした。



しばらく、ゆっくりとお子さんの様子を詳しくお聞かせいただきながら、お母さまの思い、接し方なども少しずつお話しして頂き、状況整理をしていく中で、お母さまのお子さんに対する思いとお子さんのこの時期だからこそ生じやすい、心の葛藤があることに気付かれました。



幼稚園の年長さんといえば、もうすぐ小学生になるという人生で、とても大きな変化の一つの時期を迎えます。



この時期は、子どもの心の中で、大きな期待や好奇心が膨らむ一方で、慣れ親しんだお友だちや先生、幼稚園や保育園といった生活の場ががらりと変わっていくことへの不安と寂しさが生じているのです。



それは、お子さんだけではなく、保護者である親も同じく、期待や不安も生じて当然なのです。



学校によっても多少準備物が違ってくることもありますが、今まで、安定して過ごしてきた生活のルール自体にも変化が起きてくる。



そんな時に、大人である親が「どうしよう?上手くできるのかな?」「学校でお友だち出来るのかな?」「お勉強についていけるのかな?」などといろんな不安から、学校に行くまでに、『きちんと出来るようにしないと!』という思いで接することもあると思います。



でもね、それはあくまでも、お母さんの不安を解消するために、子どもの行動を変えようとしているだけに過ぎないのです。



親が思う以上に子どもの心は繊細です。



だから、親が口出しする前に、子どもはいろんな気持ちと戦っています。



幼稚園や保育園で思いっきり楽しく過ごしている中でも、卒園に向けての準備や学校へ行く準備に触れると、急に寂しさや悲しさなどの感情に駆られることもあると思います。



過去、保育士としてたくさんの巣立ちゆく子どもたちの姿を見てきて、いろんな感情にも触れてきました。

そして、我が子がその時期に、口答えが多かったり、言うことを素直に聞き入れないこともありました。



そんな時は、ただ子どもの気持ちを汲み取って接することを大切にしてきました。



楽しんでいる時は、「楽しかったんだね。良かったね。また一つ思い出出来たね。」などと、その気持ちを受け止めてみるのも一つの方法。



不安からなのか、いつもと違う態度や表情をしている時は、「どうしたの?」とまず気持ちを聞いてみるのも一つの方法。


しかし、大体が、子どもも心の中が落ち着かない時は上手く言葉で表現出来ないものです。

だって、無意識に起こっている心の葛藤が分からないから、このモヤモヤの正体が分からないからです。



なので、「何か分からない気持ちがあるんだね。」とそっと抱きしめてあげてみてくださいね。



それだけで、何か分からないけど、そんな気持ちを大好きなお父さんやお母さんが分かってくれた。という安心感を与えることが大切になってくるのです。





ご相談下さったお母さまも、ご相談中のいろいろな思いや大切な気づきを持って、その後「もうすぐ小学生になるんだから、きちんとして。」といった言葉を改め、
「今日も幼稚園のお友だちとたくさん遊べて良かったね。」「小学校も楽しみだね。」
と言葉かけを変えただけで、
ここ数日、お子さんの気持ちが安定してきているように感じ、お母さま自体も不安が少し減った感じです。
と仰っていました。



私も微笑ましい気持になりました。



これも、お子さんにとっては大切な自我の成長の一つの過程。

そして、子育ての段階も次のステップへと移行の時期。



ご家族で、思い出深い、素敵な春を過ごされることでしょう。







子育て相談会を開催しています。

2月 9日(火)10時~12時  

2月16日(火)10時~12時

参加費

3,000円