私は今、市民病院の,ICUにいます。
一番重傷の患者さんが集まっているところ.。
広いワンフロアにベットが並んで、オープンカウンターから全部見渡せるようになっています。
最新の医療機器に囲まれて、大事な人が眠っています。
孤独な戦いに挑戦しています。
私にできる事はなにもありません。
ただ見守るだけ。
ICUでは、夜も昼と同じ処置や治療が行われています。
でも9時になると電気は落とされます。
患者さんが昼と夜の区別がつくように配慮されています。
泣いてばかりいる私を心配して「家族の方が倒れると大変なので、帰って良く寝てください。」と、優しい看護婦さんが言ってくれました。
そして「道が凍っていないといいですね。」「気をつけて帰ってね。」って。
看護婦さんも大変なのに、私の事まで気を使ってくれます。
こうやって昼も夜も人の命を見守る仕事をしているのを見ると頭が下がります。
命を守る現場は神経を使い、重労働でもあります。
診療報酬を下げる事ばかり考えている人達にも見せてやりたい。
医療改革は、国民がしっかりと監視しなければいけません。
私達の生活と安全を守るのは私達自身の義務でもあります。