今日は、新潟の方言について書きたいと思います。
同じ新潟でも、上越、中越、下越、佐渡、で違います。
私は、下越に住んでいるので、下越の方言を紹介しますね
主なものに「がっとだ。」「ひんで」「しびく。」があります。
「がっとだ」は、乱暴だ。手荒い。と、いう意味です。
「ひんで。」は、ひどい、と、いうことです。
「しびく。」は、引きずる。長く伸ばす。と、いう意味です。
また、「いとしげ。」と、いうのは、美しい。可愛い。と、いうことです。
それから、文末に、がん、をつけます。さ、が、つくこともあります。ろも、や、すけ、も使われます。
例えば、お医者さんで、こんな会話もあるかもしれません
患者、「先生、私の体の具合はどうなんでしょうか?」
医者、「あー、おめさんのがんは、じっきに良くなるわね。」
患者、「ええ!がん!!」
医者、「いやーそんな心配することねーて。」
患者、「そっか、俺、がんかよ。まじかよ。」
医者、「薬、ちゃんと飲めば治るがんだすけ、そんなしょげてると治るがんも治らんて。」
患者、「な、治らないの?そんなに重いの?」
なんてね
「ろも。」や、「すけ。」は、例、「また来るすけ、頼むわ。」「そういうがんだろも、俺には解らんて。」
と、こんな感じです。
若い人は、テレビの影響で死語かもしれませんね。でも、老人は、特に、農村部では、まだ、よく使われる言葉です。
今は、どこでも、標準語ですが、方言も、また良いですよね