3月3日はひなまつり☆そして耳の日!
ということで、耳の日記念のつどい講演会に行って来ました。



講演1では、児童発達支援事業所キッズファーストの言語聴覚士の先生が、聞こえにくい子が苦手とする分野について“戦略研究”のデータを示し、それに対する事業所での取り組みを紹介されていました好


ちなみにわが家は出遅れて会の冒頭の説明を聞けず、“戦略研究”の説明を聞いていないのですが…あせる


おそらく、厚生省の感覚器戦略研究―聴覚分野―のことです。この日2つ目の講演をされた福島先生が戦略研究のリーダーを務められていたのですねニコ
前出の事業所を開いたのもこの先生で、有名な方なんだそうです…!


冒頭では“創造力は知識よりももっと大切である”というアインシュタインのことばを紹介されていました。


私の感想としては、前途多難だな…!ガーンですDASH!
資料の中に“聞こえない子どもたちの統語発達”というデータがあり、


・「られる」の理解が11才近く(聞こえる子は7才9ヵ月)
・「関係節文…例:お母さんが傘をもっている男の子を追いかける」の理解が12才近く(聞こえる子は6才8ヵ月)


とあってちょっとショックでした。
そんなに差が開くのかと…。
このデータは良くも悪くも様々な環境の、聴覚障害のみの子を対象にしたもの、ということでしたが…


あとは、頭のなかでの思考ができないというのも気になりました。


わたしが小学四年生のころ、「犯罪者はなんで犯罪を犯すんだろう…もし自分に攻撃してくるような犯罪者に遭遇したらどうやって犯罪を思いとどまってもらおう…」とぐるぐる妄想してたのを思い出しましたもぐもぐ


べつにそんな妄想はしなくていいのですが、きっとそういう思考を巡らせる、ということに至らないんですね。


単純労働がコンピュータに置き換わると言われるなかで、いまの赤ちゃんが社会に出る20年後に仕事を得るには、思考できることや知恵を使えることがとってもとっても大事!だと思っているのですが…チューあせる


講演された先生が、聞こえない子はやはりそれだけ聞くことに労力をさいているのと、どうしても受け身になってしまうというのもあるとおっしゃっていました。


うむむ。。。講演2につづきますニコ