「私が考える “勝たせる” ということ」

私はいつも心の中で思っています。

「私と関われば、この子は前に進める。」

でも、ここでいう“勝つ”は、
誰かに勝つという意味ではありません。

早く切れる子になることでも、
泣かなくなることでも、
完璧に座っていられることでもありません。

私が考える“勝ち”は、

その子がその子のペースで
一歩前に進めること。

昨日より少し落ち着けた。
今日はハサミを見られた。
クロスを羽織れた。
5分座れた。

それは、他の子と比べたら小さな変化かもしれません。
でも、その子にとっては大きな前進です。

私は、押さえつけて切ることを成功だとは思いません。

恐怖の中で終わる体験は、
次の挑戦を遠ざけてしまうからです。

大切なのは、
「ここなら大丈夫かもしれない」と思えること。

安心できる環境で挑戦し、
そして「できた」にたどり着く。

その積み重ねが、
自信になり、社会とつながる力になります。

もし保護者の方に
「ここなら、この子は前に進めるかもしれない」
そう思っていただけたなら、それが私の目指す“勝ち”です。

私は、ただ髪を切る人でありたいのではありません。

子どもたちが、自分の力で前に進める環境をつくる人でありたい。

それが、私の考える“勝たせる”ということです。

市川市、浦安市を拠点に、全国で障害児が髪をきれいに整えることが当たり前の世の中を作りたいと思っています。訪問カットを通して、子供達の社会性を育てるお手伝いをしています。

Mom's Friend✂︎