遅ればせながら、あけましておめでとうございます

昨年も本当に多くの人にご協力いただいて、無事にたくさんのエンタメをお届けできました。

感謝してもしきれません、ありがとうございました。m(_ _)m

 

そして2024年12月の公演をもって10年間続けてきたミュージカル劇団・純血華劇派を解散しました。

解散と言っても立ち上げからずっと作品ごとに出演者が変わる、言うなればプロデュース公演に近い座組だったので、自分の中で自分を解散したくらいの話です。

 

今までバンドをいくつも解散したりして、その都度少しは寂しい気持ちもありました。

だけど今回は開放感のほうが強い気がします。

10年は長すぎた(笑)。

30公演やりました。

ダサいですね、10年以上やるのは。(老舗の和菓子屋なんてのは別ですよ)

ビートルズも10年待たずに解散してますからね。

 

もともと演劇をやるつもりはなくて、というか好きじゃありませんでした。

当時はつまらない脚本を大声で怒鳴っていたり、制服姿の女子が魔法をうんぬん…みたいなものに招待されることが多く、好きだったのはSETの三宅裕司さんの舞台(コメディ)か、友人の所属劇団『キューピーマジック』くらいでした。

しかしラジオドラマなどを制作していた僕の周りにいた役者たちに「演劇やりたい」とお願いされて立ち上げたのが純血華劇派です。だから最初はストレート芝居でした。男性もいたし。

 

その後何作目かで音楽を使い始めた頃、振付をお願いしていた東宝ミュージカル出身の方に、「春さんはミュージカルやったほうがいい」と言われ、ミュージカルを始めました。

ただ最後まで、自分がミュージカルを作れたとは思っていません。

僕は、みんなが思ってるミュージカルソングは作れないし作る気もない。

過去の出演者の中には、これミュージカル?とか、習ってきたルール(掟)と違う!

とか思った方も多いと思います。

オーディションでも、ディズニーソングや伝統的なミュージカル曲を歌う方が多く、

正直なかなか自分が望む歌い手さんには出会えませんでした。

つまり僕は、音楽とストーリー作りが好きで、カテゴリーとしてはミュージカルなのかなぁ…と思っていただけなんですね。

 

だから今年の5月にやる舞台には新しい名前を付けました。

【超舞台】

読み方はスーパーステージ。

 

驚きと感動のあるストーリー、ポピュラー音楽、創造的なダンス、曲芸、アクション、映像、声劇、謎解き…etc.

あらゆる表現方法をルールやジャンルに縛られることなく思うがままに表して、

舞台を超えたステージを作りたい!

 

そして何より、体験を共有する「生きた世界観」に挑戦しようと思います。

演者、スタッフ、そしてお客様にも多大なご迷惑をかける予感もありつつ(笑)、

新たな夢を共有していただければ幸いです。

 

見た事の無い景色へ!

さぁ、ご一緒に!