すっかりドイツナイズされてしまった夫や、ドイツ人の友達によく言われていたのは
やりたいと思うなら、失敗してもいいからごちゃごちゃ考えずとっととやれ!
ってこと。
典型的日本人の私は、失敗を避けたいという思いが無意識に強くあった。
だから、バイトを始めるとき、就職を考え始めたとき、病院への受診をしたいとき
ドイツ語が通じなかったらどうしよう…
面接でドイツ語分からなくて落ちたらどうしよう…
よし、ドイツ語がもっと流暢話せるようにしてから動こう!
なんて思って、なかなか行動に移れていなかった。
やりたいことがあっても、こうなったらどうしようって失敗ばっかり想像して
それが怖くて、その失敗に対する準備を十分にしたがる傾向にあった。
でも、そんなとき夫に言われた。
その「準備」いつ終わるの?
たーしーかーにー(笑)
言語の上達ってまじで終わりがない。
ドイツ語テスト上級に合格したとしても、安心して話せるわけでもない。
安心して話せるってどのレベル?
いつになったら言語の準備が終わって、やりたいこと始められるの?
自分でも薄々気づいてはいたけど、第三者に言葉にされると響いた。笑
夫は続けて言った。
完璧な「準備」は大抵終わりがない。
自分を安心させることができる準備というのはかなりの時間が必要になる。
失敗してもいいからとにかくやってみて、成功したらラッキーだし、
失敗したら、そのあとどうしたらいいか考えればいい。
一番悪いのは、まだ起きてもいない悪いことを、ひとりでたくさん想像して、結局やらないことだよ。
もしかしたらうまくいってたかもしれないチャンスを逃すことになるかもしれないんだから。
外国人なんだから完璧に話せなくて当然だし、習得には時間がかかるものだし、言語的に不利なのは仕方がないと腹をくくっていい。
驚いた。
あー失敗していいのか。この人は私がたとえ失敗しても、挑戦したことを評価してくれて、失敗したこと自体ではなく、失敗した後のことに焦点を当てられる人なのか。
それですごく安心したし、腹がくくれた。
なんでホッとしたんだろうと後から考えてみたら
不安が大きいことはずっと自覚していたけど、その不安が
失敗を恐れていたから
言語を理由に傷つきたくなかったから
夫にがっかりされたくなかったから
だったんだと気づいた。
だから夫が言葉にして
どの不安も心配する必要がないと言ってくれたから
腹がくくれたんだと思う。
それからは、言語でつまづくことも非常に多いけれど、
なんでもやってみる!失敗してもOK!また挑戦すればいいだけ!という精神が身に着いたので、今は割と何でも挑戦できている^^
先日も人生初ドイツの婦人科を受診して
財布にあるはずの保険証がみあたらず、保険会社に電話し、
受付の人に迷惑をかけながらもなんとか受診できた。笑
単に言語的な問題もあったし、私の説明の仕方の問題もあって
それが浮き彫りになって、反省・改善すべき点はクリアになった。
迷惑かけたので謝り倒して、お礼言いまくったけど
結果的に受診できたのでよし^^
失敗もしたけど、チャンスはつかんだ!
(ドイツの婦人科受診、新規患者の受け入れしてるところ多くないのです)
なのでこのブログも「完璧」をもとめず
とにかくひたすら書いてみる!って精神で書いてますので
読みにくいと思いますが、悪しからずm(__)m笑
人生はそんなに長くない。
これからも失敗することも多いだろうけど
挑戦し続けることを楽しんでみようと思う^^