そこで解説としてオークラさん登場。
全身黒のシックな装いに
『ドジな殺し屋みたいだね』と設楽さん。

オークラさんの手にもスケッチブックが。
前に受けたインタビューと同じ内容になっちゃうかもしれないけど。。。と、説明を始めますが、スケッチブックの内容は後ろのスクリーンに大写しになっていることに途中で気がつきます。
それでもめくろうとすると片手のマイクが邪魔で、マイクを設楽さんが持ってあげようとしたら、両手を使って説明したい所に差し掛かり、『持たせるなよ』と設楽さんにつっこまれたり。わざと帽子をとられたり。
マイクを返してもらうとまためくれなくなってるところを『持つよ持つよ』と日村さんに言われたり。
設楽さんの言った『ドジ』がポロポロこぼれる微笑ましい時間でした。

『バナナマンがコントの新しいフェーズへ』
東京03の飯塚さんが、去年の単独を見た後に
「バナナマンまだまだやれるね!」っていってきた。
熱く語るオークラさんの話を静かに聞く日村さんと
S「さとしはファンだからなぁ。」
とどこかすこーしニヤニヤして聞くいつもの設楽さんです。

オークラさんが感じた変化は『稽古時間』にも。
昔はだらーーーっと何もしなかったけど、
最近はきちんと家に帰るようになった。
前は設楽さんがノンストップあるから3時とか4時に帰って、その10分後に日村さんたちが帰るwという図式だったけど
今はかなり早く帰るそうです(時間言ってたけど正確に覚えてない)
台本も早めに仕上がってしっかり稽古できたみたいでした。
すごいなぁ、優等生じゃないか、バナナマン!

そして内容はそれぞれのコントへ。

①obtain(オープニング)
=バナナマンコントの豪華な前菜
二人の言葉のやりとりや、体をはった楽しませ方など、
バナナマンが持っている楽しませ方が沢山入っている。
王道の設楽さんが日村さんを操る系のコント。
いつもの最初の前のコントはさらっと作っていたけど
今回は結構あそこまでいった。
ライブの勢いがついた感じがしてよかったね。
O「日村のち○○も見える」
S「みえねぇよ!さっき見えないようにしたって散々話したじゃん!」

②On Fleek(同窓会の洋服選び)
=バナナマンの魅力(ソフト編)
オークラさんいわく、今の若手は賞レース用の設定に苦しんでるそうで。
このコントは古典的な設定だけど、
彼らだからできる友人通しの柔らかいやりとりがソフトな感じで良い。
途中で物真似はさんだり、本題からそれつつもそのやりとりを楽しむ二人。
その揺らぎのあるやりとりはなかなかできない。

③Off Guard(誕生日サプライズ)
=バナナマンの魅力(ハード編)
今度はしっかり設定ありつつ、ちょっと強くケンカみたいなやりとり(ハードめ)になるのがよい。
本人たちは、かなり何度もやる入り口から歩いて来るところは、設楽さんがどんな顔してるのかを見て変えたりして忙しいと日村さん。設楽さんは、(あと一回できるかなぁ)とおもって、うけると(よかったぁーって感じだった。)
と話してくれました。
最初10分からかなり長くなったとオークラさんはおっしゃってました。
S「オフィス系は好きなんだよね」
そうそう、度々ありますよね。

④Oh-chan&Hi-ton(赤えんぴつ)
=コントのキャラを武道館へ持って行った!
今までも、とんねるずやウッチャンナンチャンなど
テレビを使ってキャラや音楽で武道館にいく例はあった。
バナナマンはテレビを使わずに、ライブキャラを武道館までもってこられた!
本当はこれが必要だと俺はおもっている!
と熱く語るオークラさん。
S「オークラはなぁ、未来のお笑いのことを考えてるからなぁ。関係ねぇのにw」
O「関係あるわ!!」
そして、今年行われた赤えんぴつ武道館のこともここで初発表。
(久しぶりにライブ映像確認したけど、皆ポカーンとしてて、ほんとですって素の設楽さんが顔にでてきて言った時に拍手おこってますね。多分全国のファンがうそ!って叫んだと思う。)
設楽さん皆でやったから…形にする…とかゴニョゴニョっとゆってたけど、きっとDVDになるんでしょうね楽しみだなぁ。ずっと流しちゃうなぁ。


⑤outshine(展示会)
=雰囲気と、エンタメへのつながり。
前半の雰囲気のあるネタからの後半は単純に見ていて楽しいエンタメ。
H「前のネタと繋げる感じがあってよかつたよね。」
S「これくらいがイイよね。一度つなげすぎて4時間くらいかかったから、反省して少しにしてる。ダセー繋ぎ方にもなりたくないし。
前はレインとか雰囲気ものやってて。二人が立ってて、ちょっとステップ踏む、みたいな。なんか好きなんだよねぇ。」
H「赤えんぴつのあとにラスネタじゃないのもレアだよね。」
きっとこうのがセンスが必要なネタで、
これがあるからバナナマンの深みと厚みとオシャレさがあるのだと私は思います。

⑥ominous(ラスネタ。子供の恋愛を見守る父親)
=初老のコント師の埋蔵金
S「ん?なんかいやな言い方だな?w」
昔なら当事者の男女をそのまま演じていたであろうバナナマンも今はその親。
ここまでコントをし続けている人がいない今、まだまだ新しい設定があるんじゃないか。と、しかもそれは大量に埋まっているのではないかと新しい可能性について目をキラキラさせながら話すオークラさん。
S「ポップアップでも写真見てきたけど、あの頃のバナナマンは子供みたいで今のネタはできないよね。」
H「説得力がないよね」
と、これからの希望を与えてくれる解説が終わりました。

余談ですがとにかく英語の題名を誰もわからないので、
タイトルが出る度にん?ってなって
これ、わかりますか?というオークラさん。
全然わかんねぇんだよな、と設楽さん。
そして会場もほぼわかんない感じが妙に面白かったです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後にサイン入りポスター抽選会へ。
やってきた抽選箱の下がきちんと止まってなくて、
くじをひく度ヒラヒラと舞い落ちる白い紙。
落ちた紙を広い集める三人はなんだかレアでした。
最後に設楽さんがひくも、なんと欠番(こられなかった人かな)
ひき直して無事に決まりました。

2時間の上映会は、今までになかったので新鮮でした。去年は行けなかったライブの追体験だけど、笑い声はDVDのものも流れるので不思議な感じ。(そういえばスピードワゴンの井戸田さんの笑い声はすぐわかるとバナナマンが言ってました。声はいってるらしい。)
それにしても11時半集合で12時(正確には12時10分頃から)上映会。2時30分頃から3時までトークという感じだったので、よくこの人数がずっと休憩とらず座れているなぁ!とおもいました。

個人的な話にはなりますが、
私が初めてバナナマンのDVDイベントに参加したのは
20年前くらいなんです。
その時は確かタワレコの隅っこが会場になっていて、
(ほんとにここなのかな…)と不安になるくらい静かで、
並んでいる人たちも一人参加みたいで一切口を聞かないでじっとしていました。
待っている間もタワレコの人がずっと大声で
「DVD発売イベントです!ご購入された方にはバナナマンのサインと握手が着いてきます!」
と叫び続けていてとても恥ずかしかった…。
多分本当に人が集まっていなくて、トークを終えた二人がいるのに
タワレコの人が後ろを歩いている人たちに叫び続けていて、
バナナマンの二人もちょっと恥ずかしそうに呼び込んでいたのをよく覚えています。

今回イベント開始を待っている時の静けさが、
一周回ってあの時と似ているなあと思いました。
きっとあの時の一人一人も、今の一人一人も、
バナナマンに会いたい気持ちは同じだったんだろうな。
その数が、信じられないほど多くなっただけ。

今の二人はこんなに多くの人を幸せにして、
武道館を満杯にして、こんなにライブが見られなくなって、
今の状況は、本当に、本当に夢のようだなぁと思います。
ちょっと信じられない感じがしています。
ふわふわな感じ。
もしかしたらきっとお二人もそんな気分になっているのかもしれませんね。

いつも私に夢を見せてくれていたバナナマンは、
2024年の今日も、私の前で変わらずにいてくれました。
心からの感謝と信頼を込めて大きな拍手を送りました。

とても久しぶりに書いたので勝手がわからないですね。
こんな感じかな。
バナナマンが好きな人に少しでも様子が伝われば嬉しいです。

これからもまた楽しいことがたくさんありますように。
今日もまたお二人が幸せでいてくれることを願っています。