先週の月曜日。
正式譲渡後のご挨拶へ
入間へ行ってきました。
N様とピコちゃんにお会いしたかったので、
とても楽しみにしていた日でした。
2時間程かかる場所でしたが、
もう少しで到着する...✨という所で
謎のぐるぐる道路に入り込んでしまい...
なんとそこは進むべき方向とは真逆へ向かう
東京方面行きの高速道路だったのです...涙、
道路がぐるぐるしていて心配だったので
ナビをよく見ながらAちゃんと
確認しながら進んで行ったのに...
道は一つしか無かったのに...(._.。)
高速道路からやっと抜けられた時は
進んできた距離を半分くらい
（それ以上ではありませんように...）
戻ってしまっていたという悲しい事が
起きてしまい、N様とピコちゃんを
お待たせしてしまいました。
N様とピコちゃんの所まで、
あと少しだったのに...
優しく待っていてくださったN様。
大変申し訳ありませんでした。
おじいちゃんは、どれ程大きな事故から
私たちを守ってくれたのでしょうか。
N様。
おじいちゃん。
運転をしてくれたAちゃん。
ありがとうございました。
無事に到着して、
N様の優しい笑顔に心が和みました。
そしてピコちゃん。
早く会いたいけれど、驚かせたくなかったので
お部屋の入り口からそっと、チラリ...
あ〜( ´ ◡ `* )
ピコちゃん〜。涙
ケージの中に、可愛い可愛い黒い猫ちゃんが
ちょこん。
こちらを見つめています。
そっと近づいていくと、
「クーン、ニャーン」
「クーン、ニャーン」
少し戸惑った様子ではありましたが
威嚇は全くなくて、
その場でじっとしながら私たちの事を
見つめていました。
私たちを気にしながら、
ピコちゃんがなんとなくN様に
助けを求めているような表情を見せた時、
とても嬉しかったのを覚えています。
ピコちゃんの中でN様の存在が
大きくなっているのが分かりました。
こんなに嬉しい事はありません。
受け入れてくれるかわからなかったので
まずは我が家で使っていたお魚くんで、
（トライアル時にN様にお渡ししたものです。）
撫で撫で...
そして
ピコちゃん。
私の手を受け入れてくれたのです。
まだ覚えていたからなのかはわかりませんが
譲渡後も変わらずこうして人の手を信じて
受け入れてくれた事がとても嬉しくて
ピコちゃんの気持ちが
ピコちゃんの事が
愛おしくて仕方なかったです。
N様のピコちゃんを思う気持ち、優しさ
丁寧な関わりがあっての事ですね。
ピコちゃん。
これからN様にたくさんたくさん。
撫でてもらってね。
たくさんたくさん幸せな気持ちになってね。
もっとたくさんお話したり、
撫でていたかったけれど。
優しいN様がいるから。
ピコちゃんを一番に想って
大切にしてくださる方がいるから。
安心してお別れする事ができました。
お別れのご挨拶をして
帰り道。
ピコちゃんの姿に感動し
幸せで胸がいっぱいで歩いていたら、うるうる...
ピコちゃんのあんなに幸せそうな姿を見たら
嬉しくて、良かったね、良かったね、
って
歩きながら泣いていました
Aちゃんが笑いながら
後ろ見てごらんと言うので
振り返ると
空が一面に広がっていて、
沈みかけていた夕日がとても綺麗でした。
本当に色々な事があった2年だったのです。
くーちゃんは本当に怖がり猫さんで
1年、もしかしたらそれ以上。
威嚇と関わり方に悩みました。
それでも、可愛い大切なくーちゃんの
幸せを思ったら立ち止まる事はできず
心優しい里親様とのご縁を、未来を信じて。
私と、くーちゃんのペースで。
ゆっくりゆっくり歩いてきました。
くーちゃんにしかないご縁が必ずある。
そう信じてゆっくり歩いてこれたのは、
これまで出会ってきた素晴らしい
里親様達の存在があったからです。
応援してくださった方がいたからです。
優しく見守り、一緒に愛情を注いでくれた
家族がいたからです。
そしてこの日はまた
まんまるピカピカ輝くお月様で
全てを優しく見守ってくれているようでした。
とても綺麗な夜でした。
「みさおとふくまる
さようなら、こんにちは」
“命あるものは、
日々死に向かって生きている。
かけがえのない大切な何かを失っても
どんな嵐がやってきても
幸せが溢れ出しそうでも、
この日々は二度と来ない一時、一日。
動じずにただひたすらに生きる事が出来れば、
すべてが好日なのだという事を”
“「いつもありがとう。大好きだよ。」”
ピコちゃんとN様の幸せを
これからもずっとずっと、願っています。
ピコちゃん。
ありがとう。
だいすきよ。
