5月16日

くーちゃんは、ピコちゃんになりました。

ピコちゃん。

なんて可愛いのでしょう。

可愛いくーちゃんにピッタリのお名前です。


トライアル開始日に名前のお話になり、わくわくしながらお聞きしたら「ピコです」とおっしゃっていたN様。


ピコちゃん...おねがい


ピーちゃん...おねがい


あまりにもしっくりくる可愛いお名前で、とても嬉しかったのを覚えています。




トライアル期間は4月26日から1ヶ月の5月26日まででしたが、N様は既に家族として迎えてくださるお気持ちで過ごしていたようで、

トライアル中だという事を忘れてしまっていたくらいだったそうです。



「ピコの家族は私で良いのか」と悩む日もあったのに、家族として迎える事は決めていたN様の気持ちを思うと本当に有り難く、なんて幸せな事だろうと。

感謝の気持ちでいっぱいになりました。



幸せなご縁を毎日願いサポートを行いながらも、本当に仕方のない事ですから...

ご縁にならなかった場合の事も考え過ごしていました。


もちろんこのまま一緒にいたいです。


と、N様からご連絡が来た時はとても嬉しくて、しばらく実感が湧かなくて正式譲渡という言葉がふわふわしていました。



N様は一つ一つの事に向き合ってくださるとても丁寧で優しい方。

私は既にN様のお人柄を信頼していましたし、何よりもくーちゃんの様子がとても良かったんです。



怖がりでゆっくりの時間が必要だったくーちゃんが見せるその一つ一つの様子や行動から、

N様がくーちゃんに優しく寄り添い、くーちゃんのペースに合わせてゆっくり関わってくださっているのがよくわかりました。


そしてこの3週間で見せてくれたくーちゃんの行動は、N様を信頼し、どんどんスキになっていくのがわかるものでした。


なので良いご縁となり、くーちゃんの里親様になっていただけたらとても嬉しいな...と思っていましたので、私の気持ちは問題ありませんでした。



最終確認をさせていただき、是非お願いしたいですという事で、予定していた来週のトライアル期間終了前に正式譲渡となりました




体調も問題なく、様子をお聞きする度にピコちゃんがN様に安心感を抱き、甘え始めているのがわかりました。



昨日N様から

“悩みは4日程前からケージに体を擦り付けて鳴いている事があり、心配です“

とご連絡をいただいた時は、

それは...あのくーちゃんが甘えている行動ではないだろうか...?!

と念の為もう一度様子をお聞きして、やっぱりそれはN様に向けてスリスリして甘えている!と確信しました。


N様は心配でその度に優しく声をかけて寄り添っていたそうです。



甘えていると知ったN様は驚き、とても喜んでいらっしゃいました。

怖がっていたり寂しがっているのだと思い、ごめんね、と思っていたN様。

そんな事ないです。


私が帰ってきて喜んでくれた時。

おやつが欲しい時。

そして、撫でてほしい時は。


くーちゃんはいつもスリスリして甘えてきました。




ピコちゃんは、近くの物にスリスリしてN様に甘えています。


この期間で、そんな姿を見せてくれるだなんて。

N様が丁寧に優しく優しく。

くーちゃんに寄り添って来てくださったからですね。



くーちゃん。

ピーちゃん。





あんなに怖がって、威嚇していた子が...



お家猫さんになってもらう為に、怖い思いをたくさんさせてしまってごめんね。



くーちゃん、たくさんたくさん頑張ってきたよね。

頼まれてもいないのに、勝手にお家猫さんにしてごめんね。


でも猫さんは...本当はみんな。



お家猫さんになってほしいよ。


優しい家族の元で、幸せに暮らしてほしい。

だからくーちゃんに優しい優しいずっとの家族ができて、私は本当に嬉しいです。



ピコちゃん。












とても怖がりさんだけど、優しくてお茶目でとても可愛かった事。

おやつを取りに行ったんじゃないのに勘違いをしてしまって、眠たい体を起こして、眠そうなお顔で、とても良い姿勢で待っていた事。

どんなに眠くてもコーヒーを淹れたり納豆をかき混ぜるとほとんど眠りながら「ニャ、ニャ、」といつも反応してくれた事。

全然届かない所なのに、いつも一生懸命手を伸ばしてちょいちょいちょいちょい、していた事。

フリーの時間になると大好きなオモチャを取りに行くのだけど、結局ケージの中が大好きで戻ってすぐ眠っていた事。

ハンモックが大好きだった事。

お話が大好きな子で、私や家族によく話しかけていた事。

私が背中を向けて作業をしているとまるで「ねえ、ねえ!」と呼んでいるかのように鳴いていた事。

反応してそばに行くとコテン...♪と倒れてお腹を見せてきた事。
それでお腹を撫でようとするとお腹はやっぱりダメだったようで、すごく驚いて飛び起きていた事。

猫ちゃん達に会うとすごく嬉しそうに挨拶をして、話しかけていた事。


 
思い出すくーちゃんは、もう可愛いでいっぱいです。


くーちゃんと過ごした日々を、忘れないよ。
これからもずっとずっと、くーちゃんとN様の幸せを願っています。



くーちゃん。
人を信じてくれて。
私の元で健康に、毎日元気に生きていてくれて。
本当にありがとう。

たくさんの素晴らしい事をくーちゃんに教えていただきました。
幸せを、ありがとうございました。



2年と5ヵ月。

アルバムの中にはくーちゃんの写真や動画がたくさんあるよ。

くーちゃんと過ごした日々を、私は忘れないよ。


くーちゃんは、忘れていいです。

N様の事をこれからもっともっと大好きになっていって、N様と過ごす日々を幸せいっぱいにね、どうか幸せにね、

生きてほしいです。



N様、この度はあたたかく素晴らしいご縁をありがとうございました。


くーちゃんの事を。

ピコちゃんの事を。

どうぞよろしくお願いいたします。




くーちゃん、ピコちゃん。

だいすきよ。