12月16日
手術当日
食欲はなく、ソワソワして心臓がばくばくしっぱなしの6時間だった。
ひたすらなーくんと手を合わせて手術の成功を願っていた。大丈夫。絶対大丈夫っていうなー、くんの言葉に救われながら6時間はあっという間に過ぎていった。
手術が終わり、ICUに戻ってきた助は、たくさんの管が繋がれていて、周りにはたくさんの大きな機械が助の命を繋いでくれていた。合併症で肺高血圧があったので、一酸化窒素による治療も行われていた。
痛々しい姿に、あぁこの子は本当に病気だったんだと実感した。
頑張って生き延びてくれて手術も成功してくれて、手術してくれた先生が温かく見守ってくださっていて、言葉にならない熱い思いでいっぱいになった。
麻酔が切れた時、助が痛い思いをしないようにと願っていた。助と離れるなんて身が割かれそうだったけど、先生方にお願いして体が早く癒えることを願って帰宅した。面会は面会開始時間に行き、なるべく長く一緒にいた。
帰りは泣くといけないから、帰るときに麻酔を打って助が寝てから帰った。
入院中はばーばがたくさん助けてくれてなんとか乗り越えられた。
とてもありがたかった。ばーばがいなかったら、どうなっていたのか考えられない。あの時入院していた助のお友だちの病気がよくなっていますように…
クリスマスにはサンタやトナカイさんが回診に来た。
助は嬉しそうだった。
12月15日〜12月29日まで入院した。
私は手術前、たくさん手料理を作ってタッパーに入れて入院した。
少しでも母乳からよい栄養を与えてあげたかったからだ。
入院中も、なるべく自然食にこだわった。
病院中に、帝人さんが
来てくれて、在宅酸素の説明をしてくださった。
入院中…じーじに見てもらい
ばーばが私を白鳥の湯に連れて行ってくれた。嬉しかった。癒された。
みんなのおかげで、助にとってベストな入院生活が送れたと思う。
助は、心室は8㎜、心房も穴が空いていた。
ゴワテックスという素材のものを心室の穴に縫い付けていただいた。
心臓の周りには、神経がたくさんあるので、キッツキツに塗ってしまうと、後々障害が出てしまうとのことで、その神経の部分は避けて、ゆるめに縫うというような説明があった。
完全には穴は塞がっていないが、自然に全て閉じることもあるし、少し穴が残ってしまうこともあるとのこと。だが、世の中には穴が空いたまま一般の人と変わらず生活している人も多く心配ないとのことだった。
心房は、ゴワテックスをつけず、そのまま縫った。
胸骨を二つに切って、人工心肺も行った。
中京病院で、ブラックジャックのようなすごい先生に手術していただけて、ありがたかった。
日本では、手術数が一番だった気がする。
新聞にも何度も載っている有名なお医者さんだった。
私たちに病気の状態や、手術の方法、リスクを説明して下さる時は、すごくわかりやすく、丁寧に真摯に話してくださった。
リスクはあったが、先生にはこれ以上ない信頼感を感じてお任せすることができたから、すごくありがたく幸せだった。
次は、入院中のエピソードを書きたいと思います。