子供の頃からずっと持っている漠然とした不安。

持っていると分かっていたけど気づかないふりをしてきた。不安を埋めるかのように何かに没頭したり、遊んだりネットをしたり。

それでもただ蓋をしているだけで、決して消えることはなかった。

自分だけなのかと思っていたけど、案外みんな同じようなものを持っているのだとわかった。

この感情にちゃんと向き合おう。

胸やお腹に意識を向けて感じてみる。

胸を刺されるような感覚もあるし、鳥肌もたつ。体が冷えるような感覚だ。気分は決して良くはないけど、妙な安心感も少しある。

時々明るい感覚もやってくる。が、すぐに冷えた感覚に戻る。

この冷えた感覚をもっと感じれば、明るい感覚も多くなって来るのだろうか。

何にせよ、不安は少し剥がれたような気がする。

何十年とほったらかしにしてきた感情だ。一体どれだけかかるのか。でも、取り組む価値はあるはずだ。