こんばんは^^

 

 ちゃんと椅子に座って、大人しく授業を受けろ!

 先生はトン太君に言いたかったでしょうが、ハードルを下げて、最低限教室を抜け出さないよう、約束をしたのです。

 でも、何とか約束が守られるようになったのは、4年生になってからだというのですけれど。

  

 さて、工場見学をし、作業体験をしたトン太君は、1日中機械に向かって同じ作業を続けるのは、無理だと言い出したわけです。

 ならば、ハードルを下げてはどうか?

  

 1日中作業を続けるのは無理でも、1時間とか、100個作るとか、区切ってしまえば?

 1時間では短すぎるかもだけれど、数時間のバイトでも欲しいと言っていたので、何とかなるかなと。

 

 少子化の上に、高卒で就職する人が2割を切っていて、採用しても、すぐに辞められてしまう。

 とにかく人手が足りないのです。

 従業員がなかなか帰れなかったりする状況で、労働基準法違反状態ではないかな(だから、辞められてしまう?)

 夜中にお弁当を買いに来るもの。

   

 色々な製品や工程を回らせる。

 自動機ですから、操作自体は簡単だし、誰が作っても同じ製品が、同じ数だけ作れますから、1分程操作を教える手間があっても、何とかなるのではないか。

  

 課長さんに提案してみると、試しに使ってみようと、なったのだけれど。

 トン太君を便利に使ってくれれば良いと、思った春です。

   

 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ