近頃テレビや新聞などを見ていると、

書店員さんが、個人のために本を紹介してくれるサービスというのが、

あちこちであるらしい

 


1万円内で選んで送ってくれるとか、

お店によっていろんなパターンがあるようで、

一度試してみたい、という気持ちになるニコニコ

 


 

私は子供の頃から読書は好きな方で、

読む本探しに困ったことはなく、

今もネットの買い物かごには、常に10冊くらいキープ、

図書館の予約箱にも100冊くらいキープしている

これも断捨離しなきゃとたまに焦るくらいで驚き

 

 

なのに、

ふとそんなサービスを利用してみたいと思うのは、

自分の知らない世界を薦めてもらって、

新しい読書の出会いがないかという思いのほかに、

「あなたはこんな人だから、こういう本がおすすめ指差し

という、


「あなたはこんな人」


の言葉に惹かれるのかなと思う

 


 

私が自分で思っているのではなく、

誰かが見た、

私の知らない私に出会いたい、

そんな思い

 

 

そこに

私の知ってる私以上の

ほんとうの私

がいるかもしれない

そんな「自分探し」に近い気持ち

 


 

この本を読んでいる時、

私の読書とは

そんな知らない自分に出会いたい気持ちなのかも

そんなことを考えていた

 


 

「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」

 

 

 

私もお勧めされてみたいおねがい

 

 

という思いと同時に、

それ以上に、

人生に傷ついていた著者が、どんどん自分を回復して、

新たな人生に踏み出せたのは、


「知らない人と出会うこと」


そんな武者修行を続けたからかと思い、

そのことに強く惹かれた

 

 


自分の知らない世界を開き、

自分の知らない自分に出会う、その扉を開けるもっとも大きな鍵は、

本よりも


「知らない人とたくさん出会う」


ことかも

 

 

知らない人と出会うなんてことが全くない、私の日常

そんな扉を開けてみたい気持ちになった

 

 

残念ながら出会い系サイトに登録する勇気はないので、

この本で紹介された本を少し読んでみようかなてへぺろ

 

 



 

バーゲン本もあった