絶対に書いて記録しておきたいと思っていたけど‥。どうなるのか不明なので、なかなか書けなかった記事をなんとかUP!!!



私立高校受験の日の朝、なぜか「なんか今日はいけそうな気がする。自信しかない。」と言い出して、私を絶望させた(マジで、こういうやつが落ちるんだよ!と思って心底絶望した‥)ちゃんこだったが。


とにかく近所のお寺と神社にどうにか実力を発揮させてやって下さい。当日、体を壊さないようにお願いします!と、念じまくっていた私の願いも虚しく、


まさか、受験票を落とすとは!!それは神頼みしてなかったわー!


予想の斜め上を行く女、ちゃんこ。



学校まで歩いて行くと、受付開始時間の5分前に到着したちゃんこは、上履きと受験票を出して、準備しておこうとしたらしいのだが。


ちゃんこが言うには、多分受験票が入ったファイルから、その時に落ちたんだと思う。とのこと。


落ちたことに気づきもせず、ただただぼーっと時が来るのを待っていたらしいのだが。



不意に現れた赤いカバンの受験生が、受験票を拾って届けてくれたそうな。



もし、その受験生がいなかったら、受付した時に受験票がないと気づいて、死ぬほどテンパって、頭が真っ白になっていただろうちゃんこ。


本当にありがたくて。ありがたくて。早速翌日には神社へ向かい、「赤いカバンの男の子を合格させて下さい」と祈願。マジでうちの子はダメでもしょうがないけど、頼むからその子は頼む!と、心底願ったよね。


とはいうものの。


ちゃんこが帰宅して、受験票を落とした話をした時、私も、お友達ママさんも口を揃えて聞いた質問。


「えっ?それって、男の子?女の子?」


「男の子だけど、なんで?」と返すちゃんこに、「それ、少女漫画の第一話やん」と返答する私。


「それって、合格して行った、登校初日にクラスメイトとして運命的な再会果たすやつやん。」と返答するお友達ママ。


そう、もうおばちゃんの脳はお花畑だよね。



そこからは、もう怒涛の質問の嵐。イケメンだった?マジでそんないい人いる?赤いカバンの学校ってどこだろ?等々



とにかくめちゃくちゃに質問されたちゃんこから、ごくごく当然の一言が返される。


「受験の試験の前に、イケメンだの、ブサメンだの確認できるわけないでしょ?落としたことに気づいて、まじビビってたのに。」と。


そうですよね‥。


でも、「そいつに、めちゃくちゃ可愛い彼女できて欲しい!と願うくらいには感謝してる」というちゃんこ。


いや、受験票拾ってもらった恩人を、そいつ呼ばわりしてる時点でダメだよ!!と、とにかく気を揉んだ私。



知り合いにラインしまくって、赤いカバンの学校を調べ上げたものの。いや、だからって、名前がわかんないなら、何のお礼もできないもんな‥。と、結局は神社で報告するしかできない私。「〇〇中のカバンで受験した親切な男の子のこと、合格させて、可愛い彼女を作れるようよろしくお願いします。ついでにちゃんこの合格も!」






合格発表の日に、ちゃんこは無事に合格し、私も歓喜乱舞したが、(ホントに久々にスキップ踏んだけど何か??)


赤いカバンの男の子も絶対に合格しているよね!徳を積んでるから、ちゃんこより点数も高いであろう😆