楓太無事に去勢手術終わりました
先生に預ける時
必ずお迎えに来るから待っててなと言いながら
部屋から出る時に見せた楓太の不安げな顔がまだ脳裏に焼き付いている

異常がなければ男の子は日帰りなので夜診終わりに迎えに行きました
まだ麻酔の残る体で小さくなきました

患部は溶ける糸で縫ったあとをボンドのようなもので貼りつけて
出血しないようにとめてあるので
抜糸もなく予後が良ければ通院もなし



今、少しフードを食べたけど
お水はまだ欲しがらない

いつも食べ過ぎなくらいフードを食べて飲みすぎや!と止めるくらいお水を飲んで
飛ぶように部屋中を駆け回っている楓太が弱々しく泣く姿は
やっぱり切ない

多分麻酔が切れたらまた
静かになるお薬をくださーいと言うくらい暴れるのだろうけど


楓太の手術は中学生の職場体験の日に合わせて日取りを決めました
先生からのお願いで
子供たちに手術を見せてあげたいと

私は楓太に影響が無いのなら是非と賛成させてもらった
もしかしたら楓太の手術をみて未来の獣医さんが生まれるかもしれない

楓太はすごい子だ
野良猫の保護っ子でこんなに小さいのに人間の将来の光を与える仕事をした
それは誰にでもできることじゃないと思う

お外で邪魔だとか汚すとかそう言われることの多い野良猫
なのに楓太はその人間のお手伝いをしてくれた

楓太の頑張りが未来の獣医さんを育て
そして動物の病気がひとつでも治るようになるかもしれない
野良猫が減るかもしれない

きっと楓太は大きなお仕事をしてくれたと
私は感謝してる

楓太を病院へ歩いて連れていく時
小太郎といつも病院へ行く時に通った神社の前で同じように外からお参りした

神社の神様も小太郎もきっと楓太をずっと見守ってくれると思う

1週間すぎれば
ずっとのお家に帰ってもいいよと先生に言われた
そろそろ楓太のお母さん卒業
京都のばぁばとして影から応援するしいつでも飛んでいくつもりです

ふうちゃん
おつかれさま
ふうちゃんがお家に帰るまで後少し
お母さんとビビと3人で楽しく過ごそうね
きっと私らを忘れてしまうだろうけど
忘れるくらいに幸せでいて欲しい



病院へ行く前の腹へり楓太の動画です