数日前から二語文が始まった。
現在、2歳とあと数日で11ヶ月。
3日前に初めて「ママ、見て!」と言った。
それから頻繁に、「ママ、見て!」は出て来ていて、でもさっき確かに「パンいらないよ」と言った。
二語文、出た!
新しいバージョン。
もうすぐ3歳になるというのに、なかなか言葉が進まなくて心配していた。
発達障害的な感じがないわけではなく(めちゃくちゃこだわりが強い、マイペース、他の子と比べて3ヶ月くらいいろいろ遅いと感じる)、最初は心配してなかったけど言葉が遅すぎてさすがにそろそろ心配になって来たところだった。
ただ、ここはアメリカ。
私がYouTube見せすぎなのも含めて、いつも娘が見ている動画が気づくと英語になっていて、ひたすら英語、英語、英語漬け。
だからこそ、学校は日系にこだわって1歳半過ぎから日系幼稚園に通わせているし、日常的に関わる人はほとんど日本人だから、日本語教育はしている(つもり)。
だけど、やっぱり気づくと英語しゃべってたりするし、それで言葉が遅いんだ、仕方ないと思っていたからそこまで心配ではなかったんだけど。
英語は、この間、台所で手を洗ったあとなかなかやめずに水遊びしていたから「もう終わりだよ!やめて、びちょびちょになる!」とか言っていたら、確かに「let me(させて)」と言った。
今日は、さっきお風呂に入れて時間がないからバシャバシャ頭に手桶で水をかけていたら、「Go away !(追い払う言葉)」と言った。
確実に、両方入ってる、、、
でも、実は母語の確立が大事と何かで読んだし、両方同じくらいだと良くないのかもとも思う。
それに、アメリカに住んでいたら子供は絶対英語話すようになるし、アイデンティティがアメリカ人そのものになってしまうと良く見聞きする。
だからこそ、子供の頃はしっかりと(小学校に入るまでは特に)日本語教育をして、日本人アイデンティティを備えた。
まあ、日本人アイデンティティがいいか悪いかは置いておいて、というか、迷うところではあるんだけど。
こっちで生まれ育った女子を見ていると、ネイティブ英語、カタコト日本語(カタコトまで行かなくてもネイティブ日本人からするとちょっとイントネーションが違うと思う)、アイデンティティは完全アメリカ人という子が非常に多くいる。
反対に、こっちで生まれ育って日本に住んだことがないのに、日本人以上に日本人らしい人も男性だけど二人ほど見かけたことがある。
両親がストイックに日本語教育と日本文化と日本礼賛主義を叩き込んだんだなって思う(笑)。
日本人があまり使わないような謙譲語使ったり、非常に立派な振る舞いをしたり、日本文化に詳しすぎたりと、トゥーマッチ日本人。
私たちは知らない間に親や環境から作られていくんだなとそういうのを見ると思う。
余談が過ぎた。
まあ、とにかく、二語文が始まったので少し安心した。
なぜなら、4月から3歳保育の幼稚園に進むのだが、今準備教室的なところに通わせていて、先生から先日面談でこう言われたから。
「3歳になると、言葉でコミュニケーションし始めますから、言葉が変だったり喋らなかったりすると仲間外れにされたりすることもあるので、◯◯ちゃん(娘)のために、話せるようになっておいた方が良いと思います」
うわー。
今までは、遅くてもいい、マイペースに育っておくれと思ってたけど、確かにそれはそうだ。
それに娘はおしゃべりで、言葉がしゃべれないから、出鱈目に宇宙語みたいのをトクトクと嬉しそうにしゃべっていたことがよくあった。
「かにゃかにゃかにゃ、ごにゃごにゃ、かにゃかにゃ」
みたいな。
大人たちが喋っているのを見て、あんなふうに喋りたいと思ったのか、みんなそう言っているように聞こえたのか。
何かを指さして、熱心に全くわからない言葉でペラペラしゃべってくることもあったから、やはり早く喋れるようにしてあげたいと最近は思うようになってきていたのです。
最近、ディズニーがお気に入りになってきたから、ディズニーのえほんアプリをダウンロードして、読み聞かせをさせてあげようと思う。
一応、幼児教育の日本言語と漢字を教える塾にも行っている。
来月、3歳のお誕生日ごろにはもう少し話せるようになってるといいなあ。
現在話せる言葉、思いつく限り。
ママ、マミー、せんせー、ばーちゃんちゃん(おばーちゃん)、あっち(あつい)、ばっち(ばっちい)、痛い、おばけ、怖い、違うよ! ノー、やめて、おいしい、ありがとう、おはよ、ちょーらい(ちょうだい)、かして、だいちゅき、ハーウィン(ハロウィン)、アーハ(アイホン)、クッキー、チョコレート、アイユ(アイス)、リンゴ、イチゴ、なし、みかん、ナナ(バナナ)、ぶどう、ジュッチュ(ジュース)
あと、色と数0から9まで。
忘れてるのもあるかもだけど、こうして書いてみると、やはり必要な言葉から覚えていくんだなと思う(当たり前か)。
嫌なことを退ける言葉と、欲しいもの、あと日常によく聞く単語。
もっとどんどん話しかけよう。