かかりつけ医と言われても、基本健康体で医者嫌いな私はハワイに来て一度も病院に行ったことはなく、特に決まっていなかった。
しかし、出産などに向けて保険に入る必要性があると考えて、カイザーの保険に入っていた。
仕方なく、カイザーの病院に予約をしようと、英語が話せる彼にお願いして電話をしてもらった。
しかし、その時ちょうどロックダウンが始まった直後で、オアフ島もコロナの患者が増え始めていた。
そして、その受け入れをしていたのがホノルルのカイザーの病院だった。
結果、「今とても病院が立て込んでいて、新患を受け付けるのは難しい」と断られた。
カイザーは大きなウェブシステムを持っているので、「まずそこから連絡をしてオンライン面談などをしてから、治療をするかどうか決めます」みたいな話。
そこから甲状腺ホルモンの検査をして結果を待ち、薬を飲み始めるプロセスまで、遠いなーという印象。
すぐにでも2回目の移植に向けて動き出したかったのに・・・![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
いったい、どれだけかかるんだー!!
カイザーが、クリニックの治療結果をまずは送ってくれというので、仕方なくクリニックに連絡をした。
すると、担当の方が「カイザーは今コロナで危ないから行かない方がいいですよ。医師が今回は薬を処方しますので、1ヶ月間飲んでから様子をみましょう」と言ってくれた。
とりあえずホッとした。
4月末に血液検査をして、TSHの値が下がっていたら次の移植に入れる。
その間に、不育症の検査の結果が出た。
やはり、血液凝固のところで引っかかった。
APLS antibodiesがポジティブだとのこと。
詳しい検査方法はわからないんだけど、同じ問題について3つの検査とも引っかかったということなので、これは不育問題があるということ。
移植時から妊娠後期まで、流産防止のための注射LOVENOX 40UNITSを1日一回打つということがこのとき決まった。
注射は嫌だけど、不育の問題が明らかになって本当に良かった。
もし、この時に調べなかったら、健康な若い卵子でも着床しなかったり流産していた可能性が高い。
次の移植はうまくいきそうな気がした。