本日は、守山図書館の「みんなのがん教室」に参加してきました。現地には、顔見知りの方も大勢おり、アットホームな雰囲気に包まれていました。

 

 本日の講師は、鍼灸師でスポーツトレーナーでもある大島直也さんでした。大島さんは2022年から咳き込んだりする症状が出始め、2023年に症状が悪化し、西部医療センターで肺がんであることが分かりました。家族にそのことを話すと、奥様、子どもたちはしっかりと受け止めてくれたそうです。検査の結果、両脇、脳、リンパなどにも転移があり、ステージⅣであると告げられました。幸い遺伝子パネルで分子標的薬が見つかり、化学療法で奇跡的な回復を遂げ、こうして、講演ができるまでになったと力強く語られていました。これからも積極的に情報発信をしていくそうです。

 

 この1年、言葉では言い表せないくらいのご苦労があったことと推察いたします。しかし、家族の温かいサポートもあり、「一つ上のステージに進みたい」という言葉が私の心に響きました。子どもたちのヒーローのような活躍をする大島さんがとてもまぶしく見えました。

 

 本当にありがとうございました。ヒーローからたくさんの勇気をもらいました。