甥に結婚祝いを届けた後、少し足を延ばして、横浜の「うみとそらのおうち」の見学にいきました。代表理事の田川尚登さんは、急な来訪にもかかわらず、温かく迎えてくれまた。

 

 田川さんは、こどもホスピス「うみとそらのおうち」を建設する決意をした思いや経緯などを詳細に語ってくれました。奇しくも亡くなったむすめの名前も「はるか」、病気も「悪性脳腫瘍」と共通点も多く、共感しながら話を聞いているとあっという間に時間が過ぎていきました。

 

 その後、うみとそらのおうちを一階から二階までの全てを案内していただきました。細部にいたるまで、「子どもの笑顔」のための設計が施されていました。

 

 また、子どもを介助する家族のことまで配慮されていて、介助中、張り詰めた緊張や蓄積していく疲労を取り除いてくれる心配りもされていました。

 

 その後も、全国各地のこどもホスピス建設計画のお話や、子どもを亡くされた後も懸命に活動するお父さん、お母さんのお話も聞かせていただきました。その中には、私もよく知っている方も含まれており、親近感がわくとともに私も頑張らねばと元気と勇気をもらって、名古屋への帰路につきました。

 

 田川さん、うみとそらのおうちのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。私たち夫婦も、子どもたちのため、自分たちが出来うることをしていきます。

 

 春香に恥じぬように。