本日は、江南市内にある布袋中学校にお招きいただきまして、『春の香り』の命の授業を中1生徒対象に行ってまいりました。

 

 校長先生に挨拶をすませ、会場の体育館に入るとパイプ椅子がスクリーンを取り囲むように円形に配列され、また、演題ではなく対談できるように椅子が斜めに向かい合って置かれていました。生徒もクロームブックを持参して講演を聞きに来ており、斬新なスタイルに少し心が弾みました。

 

 いつものように春香のメッセージを伝える講演を終えると、ファシリテーターの教頭先生のところに生徒からクロームブックを通じて送られてくる感想や質問に答える対談が始まりました。春香のメッセージがちゃんと受け止めてくれている様子が伝わってきて、とても幸せな気分になりました。

 

 講演を終え、帰宅の準備をしていると、春香の中2の時の担任の先生が挨拶に来てくれました。転勤して今は布袋中に勤務されているとか。まるでタイムスリップしたかのように、春香の中学時代の思い出話に花が咲きました。

 

 最後に玄関で靴を履き替えていると一人の少女が現れました。何やら言いたそうでしたが、言葉ではなく全身で私に感謝の意を表しているようでした。「本校にも様々な背景をもった生徒がいます。きっと坂野さんに彼女の思いを伝えたかったんでしょう。」と教頭先生。この日一番の幸福感が胸にこみ上げてきました。

 

 春香のおかげでとても充実した1日を過ごせました。