東海伝統と、多崎つくる。 | harunohitsuji

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酒井紫羊の陶芸ブログです。

本日より、東海伝統工芸展 岐阜展が開催しています。

昨日は搬入と親睦会をへて、
開会式、蔵先生の解説を聞いて帰ってまいりました。

東海伝統工芸展は
岐阜高島屋さんにて
本日より来週火曜日まで開催。

またそれに伴いまして、8階画廊にて
東海伝統選抜展を開催しております。
私も作品をちょっとだけ出しています。

今日やっと、落ち着いて皆様の作品を見れました。
自分の作品の、至らないところもたくさん見えました。
ふむむ。反省。。。

今回、会報の解説の入力バイトなどをしていたので、
事前に審査員先生方の解説を読んでいたのですが
会場を一周して、いろいろ思う所がありました。
今回の会報の榎本先生の文章は
かなり心を打たれるものがあり。。。
これはみなさま、必読ですっ!!!

さて、先ほど会場で友人から
村上春樹の新作を借りてきました。

色彩をもたない多崎つくると、
彼の巡礼の年

この本の登場人物が私にそっくりだというのです。
「一般大学を出て愛知芸大の陶磁科を卒業して陶芸家をやっている」
クロという人物が…!!!!!
一般大を出て、一年バイトして芸大に入りなおしたとか、
私のことを知っていたのか、村上春樹氏?
私はクロじゃなくって紫だけど(笑)

クロの旦那様はフィンランドからきて
岐阜と愛知で陶芸を勉強したという人物なのですが
私はまだそのような人物に出会っておりません。
うーん、もうちょっとしたら出会えるのかな?

とはいえクロさんの作品は、どちらかというとクラフト寄りの
温かみのある作風でした。
なーんだ、私じゃないのかなあ。


また、
http://www.gallery-enishi.com/
ギャラリーえにしさんという
ネットギャラリーさんにて作品を扱っていただいています。
こちらのオーナーさんは大変に器に対して
思い入れが強い方で、いつも勉強させていただいています。
素敵なサイトを運営されていて
作品の細部まで、まるで手の届くような
美しいサイトを作っておられるので
他の作家先生方の作品を、勉強がてらこちらで拝見させてもらったりもします。
どうぞこちらもご覧くださいませ。

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