最近スピブームに陰りがでてきましたよね。それにきづいた方から正気にもどって、自分のやってきたことに落ち込んだり、後悔したりしてるのではないかと。

私も一時期は引き寄せの法則などにハマっていた時期がありました。

幸い、私の周りには夫をはじめ、仲良くしている友人も否定派だったのと、スピリチュアルの本当の意味を教えてくださる先生がいたこと、そして私の仕事がボディーインストラクターだったことで私自身がどっぷりと浸かってしまう悲劇はなかったのですが

今どっぷりと浸かってしまい、お金も人間関係も破綻した方をみると私もそうなってた可能性あったかもとぞっとします。

身体の仕事をしている私にとって心だけの世界にハマることはとても危険だと感じます。
それは心理学的なものであっても。

心の部分に触れる時、忘れてはならないのは体という存在です。
体は全てはこの現実世界にあるという感覚を取り戻す役割があります。
体なくして心や精神などを扱ってしまうと逃避状態や分離状態がおこり、病んでしまいます。

スピリチュアルにどっぷりはまる人の傾向として現実逃避をしています。本人は全くもって自分が逃避しているとは思っていません。

逃避している人は脳の一部が炎症を起こしています。
扁桃体過活動です。

扁桃体は本来は人間の生命の危機管理の為にある重要な機能ですが、特徴があります。

ストレスによって暴走しとしまうこと。

こうなると脳はさらに炎症をおこし、まともな判断ができなくなります。

スピにはまりこむ方は扁桃体が暴走しており正常な判断ができなくなっているとおもいます。

逆にいうと既に正常な判断が出来ないからスピにハマっているともいえます。

扁桃体が暴走状態にある方は
他人の意見がはいらなくなります。

自分が正しい、あれは間違いという正誤でしかものを考えられないという状態となります。

喜怒哀楽が激しくなります。

大人としての冷静な振る舞いができなくなったり
(扁桃体は本能に近い部分なので、人間=成熟した大人の振る舞いができなくなります)

↑↑↑これスピにハマってる人ですよね

他人に迷惑かけても私がやりたいことが大切!!!
ってやつ

これは未熟な子供と一緒なのです。

扁桃体の暴走により
人間の進化の発達にともなって理性的な部分を司る部分の側坐核が未発達、もしくは機能していないからなのです。


長々と描きましたが

スピリチュアルにはまりこむ方方は
脳が病的な状態にあるということなのです。

では
その状態からどうやって脱出するのか

それは先程にも書いたようなに
側坐核を活発にしていく他ないと私はおもっています。

側坐核を活発にさせるには
扁桃体の暴走をおさえなければなりません。

暴走を抑えるには

まず有効なのが身体を整えることなんです。

外を気持ちよく健康的に歩く


裸足で海や芝生をあるく

ゆっくりと丁寧に動く(普段の生活の動きからボディーワークまで)
※激しくうごくエクササイズ、筋トレなどはオススメしません

ご飯をゆっくり味わいながらたべる

情報をシャットアウトする
(扁桃体は目や耳からの情報で活発になりますし、そちらを優先しようとします)

お風呂にゆっくり浸かる

足を温めて、頭をひやす

規則正しい生活を送る
(朝6時くらいにおきて12時までには寝る)

など。

何かきづきませんか?

そう、身体(五感)を使うんです。
※目や耳はあまりつかわずに鼻、舌、皮膚、足の裏をつかうこと!!

身体に正常な感覚を取り戻すのです。

そうすることで
人間としての当たり前の感覚が取り戻すことができます。

自分らしさとは
人間らしさとは

なにもかも自分だけのことを考えて好きにいきていく
ではありません。


周りとの調和がとれる
それが成熟した大人のすることです。
人間らしさとは優しさであり思いやりであり
それが愛だと思うのです。

へんなスピリーダーにお金をつぎ込むのではなく

自身の身体を整えて欲しい。


自身の身体の感覚を正常に取り戻すこと

地に足をつけるとは


地をちゃんと感知できる足をもち、健康な生活を送ることそのものなんですよ。


空論ではなく

現実世界を地に足をつけて生きていく事にこそ本当に人間として成長できるんだと思います。