「鬼滅の刃」で考えたこと
梅雨らしい天気が続いて、体も気持ちもちょっとダウンしがち。この週末は「鬼滅の刃 無限列車編」のDVDを見ました。煉獄さん見ると泣けて泣けて(;_:)「自分の責務を全うする」というセリフ。刺さりました・・・「自分の責務」「使命」これがなんなのか、はっきり言える人はすごいなと思います。私の場合、娘であり姉であり、妻であり母であった時期があり、いち社会人である。娘なら老いた親の面倒を見ること、気遣うこと。姉なら妹にとって頼もしい存在であること、手助けすること。妻なら心地よい家庭を作るために、夫と支えあって愛しあっていくこと。母なら何より我が子に無償の愛を注ぎ続け、守り、絶対の味方でいること。社会人なら職務が滞りなく進むように能力を使うこと、同僚たちと円滑なコミュニケーションをとること。それぞれが全部私であり、それぞれの私に期待される役割があります。が、その期待される役割すべて応えられているのかなと考えると、「う~ん」と考えこんでしまいます。煉獄さんの言う「責務」って、「自分」が「誰も死なせない、と決めた」こと。「自分は人より強い力を持っている」から「自分より弱いものを守る」こと。こういうことなのかなぁ、と自分なりに考えました。つまりは「これが自分の使命だ」と「自分で決めたこと」がそうなんじゃないかと。煉獄さんとそのお母さんの会話も号泣でした。「強く優しい子の母になれて幸せでした」「俺こそあなたのような人に産んでもらえて幸せだった」母と子の強い絆と信頼、そして尊敬を感じる場面でした。はるは私の子に生まれて幸せだったと思ってくれるかなぁ、そう思っていてくれたらいいなぁ、と思いながら見るので余計に涙が出て。私は「はるの母になれたこと」そのものは、やっぱり幸せなことだと思っています。今の現実世界にはるがいなくても、幸せだけではない泣き明かした日々があっても。はるの生きざまを尊敬しています。「はるを思いながら」「はるの母として」生き続けることを使命だと心から思える日が来たら、はるに対してもっと胸をはれるかな、と少し気持ちが明るくなりました。「はるの使命はなんですか?」と聞いたら「はぁ?お母さんをおかんにしたことに決まってるやん」と笑われるかもしれません(^^;DVD,また観よう・・・