さすがみのさん、ちゃんと判っていらっしゃる。
しかも「たま」の本まで読んでるとはね。
みのさんのような現役バリバリのミュージシャンから、
一歩引いた視点からの分析なんて、今までほとんどなかったんじゃないかなあ。
AセクションBセクションとか、コード進行とかそんな風に解説した人いなかったと思うな。
「この曲書いた時点で、すごい曲になるという予感はあったはず」とか、
実際曲を作ってる人しか言えないよね。
最後のみのさんの言う「コーダ」のところ、改めて言われると本当に凄いですね。
多分あそこに「♪ラララララー」とコーラスが入ったのは、デビューしてから。
イカ天の時も無かったみたいだし、イカ天大賞の時も無かったです。
あそこが良いのは、石川さんが笛を吹きながら前に出てくるところだよね。
既に太鼓が鳴ってないことに誰も気づかない
様々なメロディーが混然一体となって調和していると言えば、かなしいずぼんの後半もそうですね。
ちょっと違うなと思う点もありまして、
「さよなら人類」自体が「カオスなセッション」の中から生まれたんです。
知久さんの印象では「いきなり出来た」感じだったらしく、
石川さんが言うには「後でまとめてきた」らしいです。
みのさんの言う「アバンギャルドな中間部分」はなぜああなったのか謎ですね。
「ねこばば」の時にはありますから、最初からありました。
AメロBメロ、AメロBメロと同じこと繰り返したんで、次はセッションだってなったんですかね?
たまはセッション好きですから。
あそこがあるおかげで、ライブごとに違う演奏が聴けたんです。
みのさん、喋りたいことが多すぎて時間が足りない感じでしたね。
そんな感じが嬉しかったです。
コメント欄には580件もメッセージが寄せられていて、大盛り上がり。
ひょっっとしてたま再評価の機運?