シガレットはフル・ーキュア(鉄管乾燥)された<黄色種>という葉たばこを多用します。このタイプの葉たばこの煙(主流煙)は酸性なので、ニコチンをはじめとするアルカロイドを中和し、その煙は刺激が少なく吸い込みやすいのです。

 

一方、エア・キュア(自然乾燥)やファイア・キュア(火力乾燥)された葉たばこを使用するシガーやパイプの煙はアルカリ性で刺激が強く、しかも煙量が多いため、とても常に吸い込む(inhale)するというわけにはゆかず、どうしても「ふかす(smoke)が中心にならざるを得ません。

以上、引用 タバコはそんなに悪いのか/喫煙文化研究会

 

なるほどねー。シガレットの煙は酸性から中性。パイプ・葉巻の煙はアルカリ性なんだな。

 

この本はシガレット万歳の人達が書いてるらしいので誤解がある。

パイプ喫煙の場合、基本的に、煙量多く刺激の強い喫煙は下手な喫煙という事になっている。

で、こういう話に繋がるんだな。

Jinsen'sパイプ 舌焼けのメカニズム

https://jinsen.exblog.jp/15281720/

 

このAmazonの批判的な書評は失笑もの。全く読んでないのは明らか。

わたしもつい最近、「相関関係」と「因果関係」の違いを意識するようになったので、この本の内容は凄く腑に落ちました。

そして、この本にはこんな言葉が引用してある。

「タバコが問題になるのは、肺ガンや循環器疾患と関係するという、疫学のデータがあるからである。これを『肺がんの原因はタバコだ』と表現する人があるが、、その人にはノーベル医学賞を差し上げる必要がある。がんの原因を世界で初めて確定したからである。関係があることと、原因であることは、同じではない。」(養老孟司「からだの見方」)

 

シガレットは1日10本までは無害なので、マナーを守って堂々と吸おう。