春の電柱のブログ

 

オリジナルとQ盤
 

 

91/1/21

 

 

前作「さんだる」の発売から半年程しか経っていないのにもう2作目。しかも海外レコーディンクの敢行。

 

 

 

レコーディング地はイギリスとフランス。

 

 

イギリスでは幽霊騒動や野兎捕り「ホー作戦」、フランスではレコーディングスタジオでスト騒動が起こるなどなど楽しい旅行だったようだ。

 

 

 

90年は、7月から8月まで全国ツアー。夏休みを挟んで9月末からヨーロッパでのレコーディング。だから疲れを取るのが精一杯で曲を作る暇はほとんどなかったと思われる。(「星をたべる」は出来ていたらしい)

 

 

 

というわけで、たまが最初から意図していたのかどうか分からないが、「たま インディーズベストⅡ」といった内容になっている。

 

 

しかしそれだけに内容の充実は素晴らしい。内容が濃すぎて、最初から最後まで聞くと疲れてしまうくらいだ。

 

 

次の「きゃべつ」の出来があまり良くなかったので、曲の配分をもっとうまく出来なかったものかとも思う。

 

 

曲の配分で言えば、「さんだる」でポップなイメージの曲を集めてしまったので、「ひるね」はしっとりと暗いイメージになってしまった感じではある。たまファンの中でも、この2作の違いに戸惑った人も多いのではなかろうか。