いつもお疲れ様です🍀

貴重なお時間にお立ち寄りいただき

心より感謝申し上げます

 

 



個に応じた適切な支援を得るためには

支援を提供する側と受けとる側

両方に準備が必要です

 

 

発達凸凹児が学校教育の場で

適切な支援を得るために

保護者がやっておくといいこと

また、逆に、やらない方がいいこと

 

 

このことについて

少しずつお話しています





 

 

 今回のテーマ

 

 

身辺自立

 

 

小学校の普通級では

保育園や幼稚園のようには

身の回りのことを手伝ってはもらえません



私はできるようになって欲しいから

声をかけたり手伝ったりしますが

「どうしてできてないの?」

「早くしなさい!」

と責められ急かされるのが標準だと

思っておいた方がいいと思います



小学校で担任や管理職をしている人は

未婚の人

妻に子育てを任せたパパ先生

祖父母に子育てを任せたママ先生

がほとんどです


今まで8校の小中学校に勤めましたが

幼児期の我が子の身辺自立を

支援したことのある学級担任

または管理職の先生とは

ほとんど出会ったことがありません



支援級なら身辺自立に関しても

担任や支援員の補助はありますし

支援級の担任には

ご自身で保育園の送迎をされ

お子さんを育てている方もいました




普通級での就学を目指すなら

身辺自立は必須の課題となってきます




学校生活で必要な身辺自立は


       

①トイレ

②手洗い・うがい

③着替え(体操服・水着)

④物の管理

⑤食事(給食)



①トイレ
・一人でトイレに行ける
・一人で用がたせる(拭き取りまで)
・トイレの後、手を洗える
・戻ってこられる

※おもらしはトイレの自立とは別問題です

言えなくて…は誰にでもあります

 



②手洗い・うがい

・自ら意識して都度できるのが理想ですが、これに関しては先生や係から都度声かけがあるので、「あ、そうだった」とすぐに手洗い場に向かえればオッケー

・ハンカチが必ずポケットに入っていることが、手洗いに繋がる

※呼びかけても、指示しても、習慣が身についておらず、大切さを学んでいないと、目を盗んでサボります。特に冬場。周りに不安と嫌悪感を与えるので、非常に迷惑でした。



③着替え

・着替えられる(技能)

・時間内に着替えられる(タイミング)

・脱いだ服を管理できる

※脱いだ服をきちんとたためている子は、1年生だと30人のうち半分いるかどうかです。とりあえず、自分の服をなくさず着替え直し、体操着は巾着などに突っ込めればやってはいけます。


カズは未だに畳む習慣、身についてません😣

就学時は、シャツのボタンを留めさせるので精一杯のお着替えスキルでした

こういうところも支援級希望した理由のひとつ


4年生の二学期になってようやく

金曜日に畳んだ状態で

持って帰ってくるようになりました。



④物の管理

・使ったら元の場所にしまう

・机の上を片づけてから、休憩したり遊んだりする

・自分以外の人の物に触る時は許可を得る


※筆箱に鉛筆と消しゴムを都度片づける習慣、カズは今だに練習中です。就学時は、鉛筆を握らせることに精一杯だったので、とても片づけまでは要求できませんでした。机上の片づけも同様。

※みんないろいろな絵柄の筆箱、鉛筆、消しゴム、持ってます。気になったらつい手にとってしまう子がいること、わかりますが、トラブルの元です。ましてや、「欲しいから取った」と平然と言われると、担任も指導のしようがありません。(実際にいたADHD児)特性にもよりますが、自分のものと人の物の区別をつけ、我慢の仕方や許可を得る言い方など、練習しておく必要がある子もいると思います。



⑤食事(給食)

・人を不快にしない食との向き合い方を教える(いただきますの前に食べる、給食のボウルから手づかみ、人のお皿から人の分を取るなど、食事のマナーや箸の持ち方以前の暴挙にでないようにする)

何でも好き嫌いなく食べられるようにするのは無理なので頑張らせすぎる必要は全くないが、残さず食べることがベストだと知ってはおいてほしい

食べられない時、どのように残すか、どのように申し出るかが非常に重要←カズにはこれをひたすら練習させました。今は、申し訳なさそうな顔をして減らして欲しいと頼んできたり、そっとお皿の隅に残して席を立ったりしています。全然言わなかったいただきますとごちそうさまも、意味と必要性を根気強く(3年ぐらい)説明し続けて、4年生になりようやくちゃんと言ってくれるようにもなりました。






これらの中に

1人でするのが難しいものがあれば

小学校入学までに練習させる

練習しても難しいものがあれば
就学時健診や新年度の家庭訪問などで学校・担任に申し出る


これが 我が子が学校で理解を得て
合理的配慮→適切な支援を得るために
保護者ができることです




小学校に入学しても

GW明けぐらいまでは

授業なんて

ほとんどしません

できないんです


算数って書いてあるけど

やってる内容はゆっくりの子でも

10分あれば終わるもの

早い子は1分です。ホントです。


それを30人の1年生にやらせるのに

45分かかるんんです!!


チャイムが鳴ったら座るんだよ→全員座るまでに5分→立ちましょう(トイレだの、トラブルだの)→気をつけ→礼までて15分ぐらい→プリントを配る(後ろの人に渡すんだよ、あ、違う違う、あなたが立って配るんじゃなくて、自分の分を1枚とって残り4枚を後ろの人に渡すんだよ)で5分→鉛筆を持って、プリントに名前を書きましょう(鉛筆が折れてる、間違えたのに消しゴムがない、そもそも書けない)で5分→じゃあ、プリントやりましょうで、できる子は1分で終了→提出したら読書かおえかき


こんな感じです



1年生担任は勉強を教える力より

授業の受け方を教える力が必要で


1年生にはひらがなやカタカナが書けたり

簡単な計算ができる力より

休み時間にトイレを済ませ

チャイムが鳴ったら遊ぶのをやめて

手を洗って座って静かに待ち

先生の指示通りにプリントを後ろに回して

落ち着いて数を数えて丁寧に色を塗り

歩いてプリントを提出しにいき

前の人のプリントにまっすぐ重ねて出し

歩いて席に戻り静かに読書ができる

そんな力が求められます




小学校入学までには

国語

ひらがなが読めて自分の名前がかける

算数

数が100ぐらいまで数えられる

これだけできれば十分なので

どうか

文字を書く特訓や計算の先取り学習よりも

身辺自立と

集団生活のマナーを

丁寧な言動や細かい気遣いなどを

生活の中でひとつでも多く

授けてあげていただけたらと切に願います