いつもお疲れ様です🍀
貴重なお時間にお立ち寄りいただき
心より感謝申し上げます
わが家の発達凸凹くん "カズ"
🍀小4 特別支援学級
🍀ADHD(注意欠如・多動症)
🍀ASD(自閉スペクトラム症)
就学相談で支援級を希望するも
判定は“普通級在籍で通級利用が妥当”
3年生まで普通級で頑張ってきましたが
ようやく4年生から
個別支援を受けられることになりました
宿題ノータッチチャレンジと同時進行で
いわゆる“自己責任”というものを
教え始めました
考えてみれば
いずれ一緒に暮らさなくなった時
私が横にいないと
課題に取り組めない状態では
進学も就職も困難を極めます
例えば宿題
毎日こなすもので
こなすだけで精一杯の子もいれば
ただの反復練習をやることに
意味を見いだせない子もいるだろうし
塾や習い事で忙しい家庭にとっては
なんでこんなことやらなくちゃいけないの
って親も子もなりがちかもですが
宿題を利用して子供に教えられることって
たくさんあると私は思っています
それは漢字が覚えられるとか
計算が早く正確になるとか
そういう学力や技能面だけじゃなく
利益の少ない仕事にも誠実に向き合って
何か見いだしたり信頼を得たりすることや
効率よく課題をこなすことだったり
小さく書けないなら
マスを大きくすればいいとか
今日は時間がないから
時短プリント貼って終わらせて
明日は早く帰れるから
国語辞典使って調べ学習しよう
とか
宿題をしている子供のそばにいる大人が
自分が長く生きてる分
見てきたことを踏まえて
今はまだ学校の中で管理されている子供に
何を身に付けて進学すれば
何を身に付けて社会に出れば
自己実現しやすいかを意識して
声をかけたり
時には横に座って
一緒に自主学習に取り組んだり
はたまた子供に教えてもらってもいいし
褒めたり叱咤激励したりしながら
めんどくさいことに
価値を見いだしていけたら
いろいろ残念なことも多い学校教育にだって
利用価値はあるんじゃないかって
カズの宿題をする姿を見ながらふと
そんなことを思ったりします
どうせやるならやらされるより
主体的に向かっていきたい
意志を持って、何かを目指していると
楽しいし発見があって
一日を終えて布団に入った時に
疲れてるんだけどよかったと思える
カズやここにも
毎日じゃなくても
これから生きていく長い人生の中で
よかったーと思える瞬間に
たくさんであってほしいなぁ
カズの学期末の個人懇談に行ったら
廊下にこんな掲示が
登校中・授業中・掃除中
集会や行事の準備中・休み時間の様子
そんな日常の写真とともに
歩む〜普段が大事〜
この学校に転校してこられてよかったと
心の底から思いました
心を込めて人間を育てるというのは
こういうことだよなぁって
ど田舎の小学校で
学力も体力も全国平均以下らしいですが
先生や地域の大人たちが
子どもたちの心が優しく逞しく育つよう
願い、関わり、導いてくださるこの地域で
カズを育てられることを有り難く思います
見守り声をかけてもらえるようになり
カズは2年足らずで
あらゆる場面で急成長を遂げました
淡々と、それでいて丁寧に
日々の暮らしについて
ひとつひとつやり方を教え
機会を捉えて繰り返しやらせながら
できることを任せていく
これが自立に繋がり
これが子離れに繋がるんだと
感じている今日この頃です




