おうちスタジオ弾き語りコーナー「変わらない友達」 | 堤春乃【official】ブログ

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堤 春乃
ピアノ弾き語り SSW

ブログがお久しぶりになってしまいました。


祖母が倒れて1ヶ月少しがたちました。


おかげさまでリハビリで


少しずつ良くなってきています。


父も倒れてからは今おだやかに過ごしています。


お医者様いわく


父の発作の再発は必ずあるから出来る限り


予防して再発を遅らせること


なるべく少しでも長く生きるために、、、


というお話をいただいており


私は毎日の過ごし方の概念が


大きく変わりました。


会えるのが最後かもしれないと


思いながら過ごすようになったし


祖母が元気に帰ってきてからは


もっとこの気持ちは強くなるだろうと思いました。


眠りにつく時


朝起きた時


なんでもっと優しくしてあげられないのか


できることは無限にあるのに


自分のことばかりになってしまうのは


なぜなのかと、、、


毎日自分が許せなくなる気持ちが生まれては


自分のできる限りのサポートを


するようになりました。


ところが、今度は


自分の好きなことへの


時間が減ってしまい


好きなことをしていても


「明日家族が死んで会えなくなったらどうしよう」


という


不安が急におそってきて


切り替えが難しくなったり。


まるで毎日地球最後の日だと


神様から言われているような感覚。


自分のことも思うようにできない日々に


限界がきた夜がありました。


そんなとき、谷川俊太郎さんの


以前読んだ詩の一部を思い出しました。


優しい人は優しい気持ちに責められ続ける


というものでした。


(記憶なので一語一句合ってないと思うけど。)


優しいことは正しいことのはずなのに


あとで後悔が押し寄せてくるのか。


優しい気持ちがあるが故に。


「充分やった」ではなく


「もっと優しくできたのではないか」と。


自分は別に優しい人ではないですが赤ちゃん泣き


チクっとしたものがありました。


どう選んでもモヤモヤしてしまう未来が


やってくるなら


自分を許す術や認めて楽になって


前に進むには


どうしたらいいだろうと。


自問自答の日々がありました。


そして、


不思議なことに


曲にしたらその答えが出ました。


あんなに悩んでいたものが


曲の中にあったのです。


そして最近私の友達が子供を産んで


おめでたいニュースがありました。


歳を重ねても変わらず話したり


バカみたいなことを言って笑い合える


ずっと変わらない友達の存在は嬉しいもので。


自分という存在もきっと、


子供の頃から変わらない友達のように


思えたら心がぐんと楽になれるなぁと感じて


タイトルはそのまま


「変わらない友達」にしました。


私はシンガーソングライターなので


そんな等身大を弾き語るのが


やはり大事だと。


いつかどこかで誰かひとりの


答えが見つかるような曲になればと願って。


よかったらぜひ聴いてください。





いつも温かいコメントやDMも


本当にありがとう!


家族のことも音楽のことも


どっちも絶対頑張るよにっこり飛び出すハート