サッカー欧州選手権に吊られて、僕らが月曜にトランスポーターバスでオランダよりデュッセに戻る際、デュッセでの試合を見ようと北側デュイスブルク辺りから渋滞にハマった。中型バスなので飛ばせない・邪魔者扱いを経験した。

水分は極端に抑え、トイレの用途が避けられる様にした。トイレも有料。小銭を持つ必要がある。因みに領収ボンは其処での買物に使える事、小耳に挟んで置くこと。大きな街ではコイン式トイレを探すか、飲食店で小銭を払って入る必要あり。30年程前オランダ北部に自動車出張の際に、アウトバーン分かれ道間違えて、アムス向きの渋滞突入。オランダ内海(アイセル海IJsselmeer)と大西洋を遮る堤防沿いに北上をせざるを得ず下記スクショ上のA7を走った際に、真ん中途中の売店でトイレに駆込んだ。勿論オランダ貨幣ギルダー持ち合わせなく、当時50セントの代わり50ペニヒ(マルクの半分、当時の約50円)を払った。ミクロで考えるとギルダーはマルクの9掛けだったから1割多く払った事になる。
ドイツ国境沿いのVenloフェンロー、Roermondルアモンへは日本人も土曜の魚市場を目当てに行ってたから内陸都市から新鮮な魚やKolonialwaren(植民地時代の産物、コーヒー紅茶タバコ、チョコ)を纏め買いに行ってたものだ。小型バケツ入りの酢漬けのカズノコ。聞いた所、其れまで捨てていた物で日本人が良く買い求めるのでプラスチックバケツに入れて売るようになったらしい。魚市場ならバケツ入で無くても買えるかも知れない(大阪風に「知らんけど」) 30年前その時のトイレ事情はご存知の方もいるとおもう。エッチラオッチラRoermondへ向かう道すがら、まだ国境沿いのガソリンスタンド隣にも「コーヒー安いよ」看板がある。日本の惣菜屋に有りそうな白魚フライKibbeling や
フレンチポテト Pommes Frites 程度しかないけど下町育ちだから十分。オランダ国境沿いに引越して更に観察機会が増えた。引越して5年経つとアウトバーンA52がデュッセから直接繋がった。国境沿いの税関建物も「過去の物」となる。
当時はハイオクガソリン車だったから気にはしてなかったが、ディーゼルはオランダが安く、小型タンクを幾つも載せた人がいた。逆にガソリンはドイツが安く
黄色いオランダナンバーの車が国境沿いのガソリンスタンドに来ていた。
Roermond / Venloの街中に入ると狭い場所にKroketten コロッケ、春巻他に惣菜を小窓から取り出せる自動販売機がある。オーストリア時代、83年コペンからアムスに渡って懐かしく(あの頃は各目的地通貨を持ち歩いていた)小銭で小腹を満たした物だ。
Ex嫁はマグロの赤身をオランダ国境沿いの魚卸で500グラム単位で発注、真空パックした状態で入手していた。正確な重量ではなく時に850グラムとかパック状態であった。此れを刺身状に切って一部冷凍保存するのが我家流であった。スライサーか何かで、ネギと混ぜてタタキ。冬の大根が大きく売れていると、大根下ろし、蕎麦つゆ用に冷凍保存。汁は僕が喜んで飲んでた。(一時別居した頃、スパゲッティを蕎麦つゆでトライしたが、此れだけは無理だった。幾ら味音痴でも戴けない)

オーストリアにいた頃はWr.Neustadt駅前の中華持帰り程度。83年に所謂ストリートフード屋が駅に開店。ドイツに引越してKFCがヘッセン南部ダルムシュタットにあったのでわざわざ買いに行った位。マックはフランク中央駅界隈の「一寸いかがわしいエリア」にあった。89-90年再赴任したメンヒェングラートバッハなり隣のライトRheydtも駅近くにポツンと云々あった程度。更に時代が変わり、引越してオランダ国境沿いに住みだして、Roermond 買い出しの際に行ってた程度が、アウトバーンA52オランダ直通ドイツ最後の出口にこうごうしい黄色のM看板が建った時の子供らの興奮たらなかった。何せ自転車で気軽に行けるのだから。国境無くなり、通貨の壁も無くなり、手持ちのTシャツじゃないけど電話機・カセットテープ・VHSの絵と共に「Not Old Just Retro古くさと言うな、レトロと言え」な自分がいる。

Kibbeling 美味いよ! 一寸カロリーあるかな。

ドイツでアスパラをシュパーゲルSpargel、オランダ語でAspergesアスペルゲス、アクセントがSに有るからスペルゲスに聴こえる。産地も南部フランケンのニュルンベルク近郊と西部オランダ国境沿いの辺り、4-5月の旬には「ハネ物」キズ・曲った奴とか近所の農家で安く買ってた。曲がってるから人参と同様に苦労して皮を剥く作業がいるが味は最高。同じ頃、オランダではマチェスMatjes酢漬けニシンが市場に出出す。ニシン来たかと⚪☓問えば。秋にはムール貝の茹でたのがレストランでも看板に出出す。
( Mosellen/Muschel ) 夏とか生牡蠣カキは要注意。腹痛というか食中毒に成った知人の噂は多い。要は時期と量と言う事。30年前北フランスに出張の時に一度丈ご馳走に成った。海産物はイタリア・アドリア海側での珍し過ぎて名前も言えない美味がおもいだされる。



アムス、全てのオランダ街道は此処に通じる。

すみません、脇道それ過ぎた。

オランダは3つの地域に北・中・南部  北の7/20-9/1、まで1週間ずつずれる。
新学期が秋から、年度は今年なら秋〜来年夏(休みZomervacantie/Summer Va ation)

ドイツは 6/20から五月雨式に始まり、スクショ 7/22時点でも一番上のBで始まる2州すなわち南部バイエルン(州都ミュンヘン)・南西部バーデン・ヴュルテンベルク(州都シュトゥットガルト)は未だ先になっている。
中部Tチューリンゲン、Sザクセン3州(ニーダーザクセン・ザクセンアンハルト・ザクセン)と州都・即・州のBブレーメンがザックリドイツ横断して休みだす。日本と同時期にはオランダ・ドイツ殆どがお休み状態に成ります。