今年のカーニバルが始まった。今年のと言ったのは此れがキリスト教のイースターと連動しているから。先日書いた、11月11日の聖マルティヌスからクリスマス、大晦日Silvester、その前は10月3日ドイツ統一記念日、と毎年カレンダーに丸付けれる祝日とイースターを軸に可変のお休みがある。此れに交通事情?から夏休み他が州毎に変るからカレンダー管理は家庭行事と密接に関係する。カーニバル、ドイツ語圏でもカルネヴァル・ファスナハト・ファッシングと言い方が変る。ネクタイを誰彼構わずハサミでちょん切る蛮行も許されるAltweiber(木曜日)、日曜から火曜まで隣接街で日程前後させて行なわれるUmzug山車、ねぶた祭りの山車より小さめな物をトラクターなり車で引く。社会風刺他趣向を凝らした物が練歩く。Karnevalとグーグればデュッセ近郊の毎年の写真がみれます。バラの月曜・スミレの火曜・灰の水曜とRosenmontag Veilchendienstag Aschermittwoch で燃尽き終焉。フランクフルト西北のマインツや大聖堂のケルンが有名だった。限られた場所の大きな祭り。オーストリアでは40年程前、事務所に仮装が見られた位、フランクフルトも大袈裟な物は無かったがオランダ近郊のメンヒェングラートバッハで30年程前、滞在ビザが切れそうで外人局へ向かうと「今日はカーニバルだからダメよ」とけんもほろろに言われた。その頃は東芝のVHSビデオテープ工場が有ったり日本企業も若干あった。会社勤め自己管理が自明の頃である。今や至る所でカーニバル。秋にはオクトーバーフェスト。


仕事場は各国赴任先の言葉を覚えるのが当たり前、外国語専門の輩は即戦力?が建前だったが、前述の如く「直接表現で現地人に嫌われる」経験もあり、輸出営業・輸出入段取りなど実績で力を示し、余暇では音楽を潤滑油に環境改善に時間が掛かったりした。此処20年程人事異動環境変化激しく、英語が通じればドンドン動かされる様になりドイツ古株の自分にとっては新規に来た人・家族のビザ関連に掻き回された。総務部の手伝い通訳。赴任者が数人為れば流れ作業が出来た。其れでも皆さん慣れれば通訳御役御免。其れはそれでママ友付き合い他で知り合い別の世界に皆さん入る。とスピードオーバー数回、罰金丈で済まなく点数が貯まり免許証取上げになった方の尻拭いを頼まれる。常識問題を口頭でする、勿論ドイツ語なので通訳する、質問・返答どちらも通訳だから、先方は本人の顔色を見てるのみ、此れはドイツでは「バカ(でも答えの分る)テスト」と言われる。教習所で講習を受けさせられ付き合わされたり、半年事務所との送迎を司る羽目にあった。ドイツも飲んだら乗るなの飲酒運転禁止の国ですので要注意。(昔聞いた噂ではイタリア等、食事にワインを飲む習慣の国は幾分規制が緩いとか。今は知りません。添付写真はデュッセの市庁舎突入のAltweiber < Old wives( women )。