訪問介護の職員が利用者の排泄や移動などを介助する時は、介護者の身体を傷めないよう体幹や内筋を上手く使うスキルが欠かせません。
一般的に、訪問介護は1人の介護職員が行うことが多く、他のスタッフのサポートを望めないのです。場合によっては、介護職員より体重の重い高齢者に1人で身体介護を施すケースもあり、コルセットやサポーターの装着も必要になるでしょう。また、訪問介護の仕事は、介護施設に勤める場合と異なり、介護に必要やツールが揃っている訳ではありません。したがって、介護サービス利用者の居宅にある物を最大限活用する応用力を求められます。
居室の清掃や衣類の洗濯といった生活援助の場面では、利用者が快適に過ごせるよう居宅にある物を上手く利用する工夫が求められます。掃除機や食洗機などの便利なアイテムがない居宅も少なくありません。洗濯や食器洗いの洗剤を切らした居宅もあるでしょう。食事を作ろうとしても、電子レンジがないケースも見られます。訪問先に足りない物が多いからと言って、介護職員が自分の持ち物を持ち込んで介護することは好ましくありません。介護職は、あくまでも利用者の所持品を用いて上手く対応する必要があり、自身の家事スキルも活かせます。それから、利用者との信頼関係を築く上で、コミュニケーションスキルが必須となります。心身が弱った高齢者に対するきめ細やかな気遣いが不可欠なのです。利用者のプライバシーに留意し、デリカシーを重んじる姿勢を貫けば、利用者から信頼され介護サービスもやりやすくなるでしょう。
家事スキルとコミュニケーションスキルが活かせる訪問介護の仕事に関心があるなら、「「訪問介護で暮らしをサポート」」からも役立つ情報を集められます。
