面接対策として、絶対に知っておくべきことが2つあります。

それは、新卒採用面接における質問の「種類」と「回答方法」です。

 

私は今までに何百もの新卒採用面接で面接官を務めてきましたが、

これを知っているか否かで、初期の面接における通過率が全く違うと感じています。

 

まずは、質問の種類についてです。

就活面接における質問は大別すると2種類しかありません。

①あなたはどんな人間ですか →自己PR

②なぜ当社を志望するのですか→志望動機

 

奇を衒ったものでなければ、面接官からの質問はほぼ全て、

この2つに分けられます。例えば、

 

①自己PRを問う質問例

 大学生活で頑張ったこと

 あなたの強み・弱み

 成功体験・失敗体験

 

②志望動機を問う質問

 当社に興味を持ったきっかけ

 あなたの強みをどう活かすか

 入社後にやってみたい仕事

 

つまり、面接までに、私はxxxな人間で、xxxという理由で貴社で働きたい、と

明確に説明ができるようになっていれば、大抵の面接では困りません。

 

ただし、ここで注意しなければならないことがあります。

 

①自己PRと②志望動機は、別々だと考えてはいけない、ということです。

即ち、私はxxxという人間(だから)xxxという理由で貴社で働きたい、

という形で、ひとつの繋がりとして考えておかなければいけません。

先ほどの質問例で言えば、

 私はxxxという人間「だから」、貴社に興味を持った/強みをこう活かす/こんな仕事がしたい、という具合です。

 

よって、まずは自己PR(=私はxxxという人間です)という説明を万全に準備することが、全ての新卒採用面接の基本であり、極意です。

 

当たり前だ、と思うかもしれませんが、総合商社を志望し、

厳しい筆記試験を通過して面接に臨むような、偏差値の高い大学に通う方々でも、

これができていない方が非常に多いのが現実です。

 

是非参考にしていただき、今後の面接に臨んでいただけると幸いです。

 

次回のブログでは、もう一つのポイント「回答方法」について記載したいと思います。

大手企業の「優秀な」面接官が求めている回答について、簡潔に纏める予定です。

総合商社志望の方向けに記載していますが、新卒採用面接に臨む全ての方に参考となる内容になっていますので、是非楽しみにしていてください。