みなさん、おはようございます。
昨日は札幌では快晴でして、エアコンの試運転をしました。
今日は暖房を付けています。
寒暖差での風邪には十分気を付けてください。
本店の裕史です。
さて、今日はドーピングに対するお話しです。
昨日のヤフーニュースで
大リーグの選手がドーピング規制対象物質の摂取により、80試合の出場停止の処分
が下りたと読みました。
対象物質は『フロセミド』
主な用途は利尿薬です。
利尿薬とは言っても、うっ血性心不全などの治療によく使用されます。もちろん、そればっかりではないですが。
心不全に用いる際には、身体の余分な水分量を減らして、心臓の負担を減らす目的です。
『利尿薬でドーピング?どうして?』
筋肉増強作用のあるもの等、
ドーピング対象物質を利尿作用により早く体外に排出させ、
検出できないようにするため。だそうです。
どういう理由でフロセミドを摂取したかはわかりませんが、
ドーピングを意図せず、ただ治療目的で使用していたのなら可哀そうな事例です。
さて、もしも治療目的であるなら、どういう手段が必要だったのか?
まずは、ドーピング対象物質にどういうものが当てはまるのかを知っておく必要があります。
以下のサイトで調べることが出来ます。
https://www.globaldro.com/JP/search
もしも対象物質であり、治療上必要のある薬であった場合、TUE申請(事前申請)が必要となります。
そして注意が必要なのは、市販で売っている薬、サプリメントでも禁止物質である可能性があります。
もっと詳しく知りたい!
という方はお近くの『スポーツファーマシスト』にご相談ください。
スポーツファーマシストとは…
アンチ・ドーピングに対する知識を持った薬剤師のことをいい、受講・試験合格によって与えられる資格です。
現在では全国に約8000人いるそうです。
私はビリヤードのプロとしても活動しており、
もちろんその大会の中ではアンチドーピング対象のものもあります(ジャパンオープン等)。
ビリヤード業界のためでもありますが、
私もスポーツファーマシストになるべく東京での勉強会に参加してきます。
試験なども通り順調にいけば、来年の春には資格を持つことになります。
資格取得の際には、また同ブログにて報告させていただきます。
さて、勉強をがんばりますか!!!