来月、息子の七回忌を控えています。


先週食事中、母がふと言いました。

「七回忌…なんか早いね…。」


早いのか遅いのか。まだ…なのかもう…なのか。

正直時間の流れの速さが分かりません。


そして私はまだ両親と息子の話をすることができません。すごく嫌なのです。


思い出話もしたくないし、一緒に悲しみに暮れるの嫌。(たまに息子の話が出ますがさらりと交わして終わりにしています)


私が根に持っているのでしょうね。

息子を失い、俗名のまま葬儀を済ませ四十九日もそのままで済ませたかったのに父はこう言いました。


四十九日に戒名がないのはかわいそうだ。

仏門の世界に行けない、戒名はもらうべきだ。


(この事は以前こちらで話しています)


かわいそうなのは戒名を与えなかった我々…ってことじゃないの?だから戒名もらいたいのでは?

そんな風に卑屈になってしまい、それは今でもそう思っていて。
結局、息子らしい素敵な戒名をいただきましたが、正直覚えていません。

そして他人事のように世間のニュースやワイドショーで自死された方の話題を普通に出す母。

2人とも悪気がないことは分かっています。
でもこういう温度差感覚の差なんだよね。

だから七回忌はさらりと済ませます!!
形式!形式!