娘と息子の話になりました。


4月から新社会人の娘。

自ら弟がいないことを伝えた方がいいのかと。


今でもふとコミニュケーションの中で、家族構成の話になることがあるし、弟がもういないことを知らない友達もいます。


そういえば弟いたよねー?今何してるのー?


その場しのぎの話でごまかしたり、正直に話すこともあるけど、誰にどこまで?と分からなくなり辻褄が合わなくなったり。


そうだよね。

続いて私も


知り合いのママさんが年頃の息子くんの愚痴を聞いてると、お母さんはとても羨ましいなあって。


そんなことを話したら、娘が泣き始めました。


ごめんね、泣かせるつもりはなかったの。

私も涙が溢れました。


娘は泣きながら話し続けました。


弟がいなくなって、実はきちんとお父さんとお母さんと3人で話したことがない。


お父さんとお母さんがどんな気持ちでいたのか、そして今はどんな気持ちなのか。分からない。


そして知りたいし、そんな話をしたいんだと。


そうだった。


夫婦ではたまに話しています。


時折私は娘とも話してきたつもりだったけど、自然と娘に負担をかけたくない、余計に悲しい思いをさせたくない、と思いが強くなりブレーキがかかり本音の本音の話をしてこなかったのかもしれません。


そしてそれは夫も同じなのかもしれません。

話すと思いが溢れて話せないのかもしれません。


実は息子の成人式にもらった小学のタイムカプセルの作文、夫はまだ読んでいません。


読めないそうです。


でもそんな娘の思いを知り


今度3人で息子(弟)の話をしようね。


娘に伝えました。


ごめんね。ずっと聞きたかったんだね。