続いてアジア太平洋地域ですが、東アジアの伝統音楽は日本の演歌と同じような音階です。東南アジアの音楽は沖縄民謡と同じような音階です。

インドネシアのガムランなどは独特の響きがあり、アジアの伝統楽器はどれもエキゾチックな音です。

国歌に目を向けると、中国の国家は軍歌のような歌詞で共産主義的な言葉が続きます。

モンゴルの遊牧民の音楽はどこか牧歌的であり、朝鮮半島のアリランは日本の歌と同じような音階です。

海に囲まれた東南アジアやオセアニアの島々の音楽は陽気なものが多いです。
東アジアの伝統音楽を聞いていると、日本との文化のやりとりが大昔から盛んだったことがうなづけます。

また沖縄は日本と中国の両者から影響を受けつつも独自の文化を作っていったことが、音階の微妙な違いから読みとれます。